特許
J-GLOBAL ID:201603007598520351

腫瘍部位の判別方法、腫瘍部位の判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 ユニアス国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-217767
公開番号(公開出願番号):特開2016-085112
出願日: 2014年10月24日
公開日(公表日): 2016年05月19日
要約:
【課題】自家蛍光性を有する物質を含む結合組織を含む検体から、腫瘍部位の判別を従来よりも正確に行うことのできる方法及び装置を実現する。【解決手段】 検体からの蛍光のうち、ポルフィリン類が発する蛍光のピーク波長を含む第一波長帯の光を透過する第一フィルタを介して受光された第一光の強度分布、第一波長帯よりも短波長側の第二波長帯の光を透過する第二フィルタを介して受光された光強度分布、及び第一波長帯よりも長波長側の第三波長帯の光を透過する第三フィルタを介して受光された光強度分布に対応した各画像情報をそれぞれ取得し、これらの画像情報に基づいて、第一光のうちポルフィリン類が発する蛍光の強度分布に対応した画像情報を生成し、この画像情報に基づいて腫瘍部位と非腫瘍部位の判別を行う。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
腫瘍部位及び自家蛍光部位を含む検体の前記腫瘍部位に蓄積するポルフィリン類に励起光を照射して、励起後の前記ポルフィリン類が発する蛍光を検出する腫瘍部位の判別方法であって、 前記励起光を前記検体に照射して前記ポルフィリン類を励起する工程(a)と、 前記検体が発した光のうち、前記ポルフィリン類が発する蛍光のピーク波長を含む第一波長帯の光を透過する第一フィルタを介して受光された第一光の強度分布を示す第一画像情報を取得する工程(b)と、 前記検体が発した光のうち、前記第一波長帯よりも短波長側の第二波長帯の光を透過する第二フィルタを介して受光された第二光の強度分布を示す第二画像情報を取得する工程(c)と、 前記検体が発した光のうち、前記第一波長帯よりも長波長側の第三波長帯の光を透過する第三フィルタを介して受光された第三光の強度分布を示す第三画像情報を取得する工程(d)と、 前記第二画像情報及び前記第三画像情報に基づいて、前記第一光のうち前記自家蛍光部位から発された蛍光の強度分布に対応した第四画像情報を生成する工程(e)と、 前記第一画像情報及び前記第四画像情報に基づいて、前記第一光のうち前記ポルフィリン類が発する蛍光の強度分布に対応した第五画像情報を生成する工程(f)と、 前記第五画像情報に基づいて腫瘍部位と非腫瘍部位の判別を行う工程(g)とを有することを特徴とする腫瘍部位の判別方法。
IPC (2件):
G01N 21/64 ,  G01N 33/52
FI (2件):
G01N21/64 Z ,  G01N33/52 Z
Fターム (21件):
2G043AA03 ,  2G043BA16 ,  2G043EA01 ,  2G043FA01 ,  2G043FA02 ,  2G043FA06 ,  2G043GA01 ,  2G043GB01 ,  2G043GB18 ,  2G043HA01 ,  2G043HA02 ,  2G043JA03 ,  2G043KA02 ,  2G043KA05 ,  2G043KA09 ,  2G043NA01 ,  2G045AA26 ,  2G045CB01 ,  2G045DA78 ,  2G045FB12 ,  2G045GC15
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (11件)
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引用文献:
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