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J-GLOBAL ID：201702213122952898   整理番号：17A0373286

構造制御されたポルフィリン重合体における一重項-一重項および一重項-三重項消滅【Powered by NICT】

Singlet-singlet and singlet-triplet annihilations in structure-regulated porphyrin polymers

著者 (4件)： Fujitsuka Mamoru (The Institute of Scientific and Industrial Research (SANKEN), Osaka University, Mihogaoka 8-1, Ibaraki, Osaka 567-0047, Japan) ,  Satyanarayana Kamani (Department of Chemistry, National Taiwan University, Taipei, 106 Taiwan) ,  Luh Tien-Yau (Department of Chemistry, National Taiwan University, Taipei, 106 Taiwan) ,  Majima Tetsuro (The Institute of Scientific and Industrial Research (SANKEN), Osaka University, Mihogaoka 8-1, Ibaraki, Osaka 567-0047, Japan)
資料名： Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry  (Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry)
巻： 331  ページ： 56-59  発行年： 2016年 
JST資料番号： D0721B  ISSN： 1010-6030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,ペンダント基としてポリシクロブテン軸受亜鉛ポルフィリンにおけるS_1とT_1状態の移動過程を調べた。フェムト秒レーザフラッシュ光分解中の過渡吸収スペクトルは高速減衰成分,一重項-一重項(S S)消滅ポルフィリン単位間のS_1状態のマイグレーションからの結果に起因することを示した。S_1状態の崩壊動力学は時間依存消滅モデルで特徴づけられ,励起状態間の相互作用を示した。さらに,高Z/E比を持つ重合体は,高速消滅を示し,秩序構造の重要性を示した。一方,低温ガラス状マトリックス中,全ての重合体の蛍光減衰プロファイルは,強化された高速減衰成分,レーザフルエンスおよび/または繰返しが高くなる場合を示し,蓄積T_1状態(S-T消滅)によるS_1状態の消光を示した。同様の消滅速度は三種の重合体,低温度による構造変化を示すことが分かった。S_1とT_1マイグレーション過程の両方で積層構造の重要性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 時間依存性 ,  低温 ,  閃光分解 ,  *重合体 ,  亜鉛 ,  過渡吸収スペクトル ,  *一重項 ,  積層構造 ,  蛍光減衰 ,  高速度 ,  *三重項 ,  フェムト秒レーザ ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物
準シソーラス用語： 構造変化 ,  レーザフルエンス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 励起エネルギー移動 ,  レーザフラッシュ光分解 ,  励起子結合 ,  Polycyclobutene

分類 (1件)： 光化学一般  (CB08010U)

物質索引 (1件)： ポルフィリン

タイトルに関連する用語 (5件)： 構造制御 ,  ポルフィリン ,  重合体 ,  一重項 ,  三重項