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J-GLOBAL ID:201702216816377319   整理番号:17A0660174

イネにおけるフィトアレキシン生合成遺伝子クラスターの進化的軌跡【Powered by NICT】

Evolutionary trajectory of phytoalexin biosynthetic gene clusters in rice
著者 (17件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 293-304  発行年: 2016年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物はしばしば特殊化代謝のためのオペロン様遺伝子クラスタを有していた。,Oryza sativa,栽培イネはフィトカッサンとモミラクトンに代表される抗菌ジテルペンフィトアレキシンを生成し,それらの生合成遺伝子の大部分は染色体2及び4上にクラスタ化した。これらラブダン関連ジテルペンフィトアレキシンはentコパリル二リン酸またはsyn-コパリル二りん酸を介したゲラニルゲラニル二りん酸から生合成される。二遺伝子クラスターはP450を含むジテルペンシンターゼと化学修飾酵素をコードする遺伝子から構成されている。対照的に,ラブダン関連植物ホルモンであるジベレリン類の生合成のための遺伝子は他の植物ゲノムに類似するイネゲノムに散在している。オペロン様遺伝子クラスタ形成の機構は,他の植物種で以前の研究にもかかわらず不明確のままである。野生Oryza種との比較によるイネ遺伝子クラスターへの進化的洞察を示した。AAゲノム系統からの野生イネ種,Oryza barthii,Oryza glumaepatula,Oryza meridionalisとアジアの栽培イネOryza rufipogonの前駆細胞を含むを用いた比較ゲノミクスと生化学的研究は,モミラクトンおよびフィトカッサンの生合成のための遺伝子クラスターは,イネの栽培化前に達成したことを示した。BBゲノム系統から種Oryza punctata,遠隔FFゲノム系統種Oryza brachyanthaと外集団種Leersia perrieriを用いた同様の研究はphytocassane生合成遺伝子クラスターは異なっていた位置にもかかわらずOryza(イネ)属種の共通の祖先,それらのメンバー遺伝子の方向と数に存在することを示唆した。しかし,モミラクトン生合成遺伝子クラスターは先祖遺伝子の集合によるBBゲノムの分岐前にOryza内で進化した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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稲作  ,  遺伝子発現  ,  植物生理学一般 

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