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J-GLOBAL ID:201702217542529299   整理番号:17A0318124

サラダにおけるマウスノロウイルスの生存性と熱変性リゾチームを用いたドレッシングとその不活性化【Powered by NICT】

Viability of murine norovirus in salads and dressings and its inactivation using heat-denatured lysozyme
著者 (8件):
資料名:
巻: 233  ページ: 29-33  発行年: 2016年 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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近年,サラダのような即席(RTE)食品におけるノロウイルスの汚染による食中毒発生の数が報告されており,この問題は世界的な問題と考えられている。ノロウイルスの新鮮野菜の汚染のリスクは,以前に報告されているが,サラダを汚染するノロウイルスの生存性は不明のままである。添加では,不活性化剤を用いて食品中のノロウイルスの制御に関する報告は限られている。本研究では,サラダ及び包帯の様々なタイプにおけるノロウイルスの生存性は密接に関連したヒトノロウイルスの代理としてマウスノロウイルス株1(MNV 1)を用いて調べた。さらに,サラダ中のMNV-1の不活性化は熱変性リゾチーム,ノロウイルスを不活性化するために報告されたを用いて調べた。MNV 1は4種類のサラダ(キャベツサラダ,Thousand Islandサラダ,vinaigretteサラダ,卵サラダ)と3種類の被覆材(マヨネーズ,Thousand島ドレッシング,vinaigretteドレッシング),4°Cで5日間貯蔵に接種した。結果はvinaigretteドレッシング,MNV 1の感染性は5日間で2.6logPFU/mLにより減少することを明らかにしたが,他のドレッシングとサラダ,MNV 1の感染性は有意な減少を示さなかった。次に,1%熱変性リゾチームは4種類のサラダのに添加し,その後,2種類のサラダ(Thousand Islandサラダ,vinaigretteサラダ)の,マウスノロウイルスの感染性は>4.0logPFU/gにより減少することが分かった,キャベツサラダサラダ3.0logPFU/gの減少を示した。しかし,卵サラダ,MNV 1の感染性はそのような減少を示さなかった。これらの結果は,ノロウイルスは汚染サラダで5日間生存できることを示唆した。さらに,これらの発見はまた,熱変性リゾチームはノロウイルスの不活性化効果,サラダでもあることを示した。今後は,熱変性リゾチームは新規ノロウイルス不活性化剤として用いることができる,ノロウイルスに対する熱変性リゾチームの影響を不活性化機構を調べることが不可欠である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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微生物検査法  ,  野菜とその加工品 

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