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J-GLOBAL ID:201702231953092396   整理番号:17A1759762

気候変動適応のための森林バイオマスと天然更新後の樹種構成変化のシミュレーション-石川県でのケーススタディ-

SIMULATION OF CHANGES IN FOREST BIOMASS AND TREE SPECIES COMPOSITION AFTER NATURAL REGENERATION FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE-CASE STUDY IN ISHIKAWA PREFECTURE-
著者 (4件):
資料名:
巻: 45th  ページ: 267-271  発行年: 2017年10月21日 
JST資料番号: L4127A  ISSN: 1345-9589  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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地域スケールで気候変動の適応策を検討するためには,個々の運営主体の活動を表現できる詳細スケールで空間明示的に影響を評価することが重要であり,高解像度な将来予測技術の開発が必要である。そこで本研究では,気候変動が森林バイオマスと天然更新後の樹種構成に与える影響を高解像度でシミュレーションするための技術開発を試みた。石川県を対象に,Forest Landscape ModelのLANDIS-IIを応用してRCP8.5シナリオでの植生遷移をシミュレーションした。時間分解能は1年,空間分解能は100m,計算期間は2005年から2055年とし,バイオマスの変化と樹種構成の推移をシミュレーションし,かつ評価するプロセスを実装した。石川県全域の平均バイオマスは初年度の24.7kg m-2から,50年後には(Base,GFDL,CSIRO,MRI,MIROC)=(42.0,51.3,49.8,47.4,49.2)に増加した。全ての将来ケースでEcoregion2(平野部)とEcoregion4(山岳部)で増加が顕著であった。特に増加量が大きかったGFDLケースの天然更新後の種構成の推移をBaseケースと比較すると,樹種構成の変化にEcoregion別の特徴がみられた。加えて,日本国内で高解像度将来気候データとForest Landscape Modelを用いて適応策を検討するにあたっての課題を議論した。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境問題  ,  森林植物学  ,  植物に対する影響 

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