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J-GLOBAL ID:201702233187484528   整理番号:17A0747923

エピガロカテキンガラートを用いた米糠アルブミン蛋白質の熱安定性の改良【Powered by NICT】

Thermal Stability Improvement of Rice Bran Albumin Protein Incorporated with Epigallocatechin Gallate
著者 (16件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 350-357  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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米糠アルブミン蛋白質(RAP)は温度変化に敏感であり,高温処理に曝露したとき分解する傾向がある。本研究では,RAPエピガロカテキンIIIガラート(EGCG)複合体(アブラナ)を調製し,熱安定性を評価した。蛍光結果は,EGCGが結合数n0.0885:1(EGCG:RAP, w/w)と1.02(±0.002)×10~4/mの結合定数KとRAPと相互作用し,水素結合とvan der Waals力の両方が重要な役割を果たすことが分かったことを示した。FTIR分析は,EGCGが1.6:1(EGCG:RAP, w/w)の比以上RAPの二次構造変化を誘導することを示した。興味深いことに,種々の温度(25 50 60 70および80°C)でアブラナの二次構造変化は,RAPのそれと比較して抑制され,アブラナはより耐性と熱処理に対して安定で示唆した。添加では,アブラナの密な多孔質構造は,熱処理後のEGCG結合によって達成された。さらに,アブラナのT_peak温度が64.58から74.16°Cへ有意に増加し,エンタルピーも0~3.2(EGCG:RAP, w/w)から質量比が85.53から138.52に増加し,アブラナの熱安定性を示した。添加では,アブラナのバリン,メチオニン,リジン含量は20分(P<0.05)80°C処理後のRAPよりも有意に高かった,強化されたアミノ酸プロファイル,EGCG RAP相互作用と微小環境変化関連アミノ酸周辺できる可能性があることを示した。これらの知見は,EGCGが感受性蛋白質の熱安定性を改善する可能性があり,食品工業での使用に有益であることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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食品蛋白質 
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