幾何学的フラストレートのβ’-LiCoPO<sub>4</sub>の磁気的基底状態とスピンダイナミクス[J-PARC:2015A0300]

OKABE H.; OKABE H.; HIRAISHI M.; TAKESHITA S.; YAMAUCHI I.; YAMAUCHI I.; MIYAZAKI M.; MIYAZAKI M.; KOJIMA K. M.; KOJIMA K. M.; KODA A.; KODA A.; KADONO R.; KADONO R.; MIYAKAWA M.; MATSUSHITA Y.; YOSHIDA H.

文献

J-GLOBAL ID：201702234746230429 整理番号：17A0137687

幾何学的フラストレートのβ’-LiCoPO₄の磁気的基底状態とスピンダイナミクス[J-PARC:2015A0300]

Magnetic Ground State and Spin Dynamics of Geometrically Frustrated β’-LiCoPO₄ [J-PARC: 2015A0300]

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資料名：
号： 2016-3 ページ： 41-42 (WEB ONLY) 発行年： 2016年10月
JST資料番号： U0583A ISSN： 1344-6320 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

高密度物質に関する物理学では,幾何学的にフラストレートしたシステムでの磁性が注目されている。フラストレート磁性材料として,LiCoPO₄の新しい多形体を合成した。熱容量や磁気感受性の測定から,β’-LiCoPO₄が存在し,連続的な磁気遷移を有することが判明した。この遷移の機構を解明するために,μSR測定を行った。NIMSに設置された高圧装置を用い,高圧力下で固相反応させて多結晶試料を調製した。また,MLFのD1機器を用いてμSR実験を行った。スピン偏極した正のミューオンの運動量は28MeV/cであった。T_N2の温度以下では,静的フラストレートと高速フフラストレートのモーメントが存在することが分かった。

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酸化物結晶の磁性 , その他の無機化合物のEPR

引用文献 (5件)：

D. A. Huse and B. A. Elser, Phys. Rev. Lett. 60 (1988) 2531-2534.
B. Bernu et al., Phys. Rev. Lett. 69 (1992) 2590-2593.
P. W. Anderson, Phys. Rev. Lett. 8 (1973) 153-160.
S. T. Bramwell and M. J. P. Gingras, Science 294 (2001) 1495-1501.
H. Yoshida et al., at the annual conference of the Physical Society of Japan (2015) 17aCM-4.

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幾何学的フラストレートのβ’-LiCoPO4の磁気的基底状態とスピンダイナミクス[J-PARC:2015A0300]

幾何学的フラストレートのβ’-LiCoPO₄の磁気的基底状態とスピンダイナミクス[J-PARC:2015A0300]