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J-GLOBAL ID：201702235739110268   整理番号：17A0044456

バイオ技術による放射能汚染植物の処理-減容化/安定化とエネルギー生産-

著者 (8件)： 加藤純一 (広島大) ,  金原和秀 (静岡大) ,  中村雅哉 (森林総合研) ,  大塚祐一郎 (森林総合研) ,  佐々木健 (広島国際学院大) ,  中島田豊 (広島大) ,  佐々木慧 (広島国際学院大) ,  松尾健司 (アースソリューション)
資料名： Isotope News (Web)  (Isotope News (Web))
号： 745  ページ： 7-10 (WEB ONLY)  発行年： 2016年06月 
JST資料番号： U0894A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年3月の東北地方太平洋沖地震に伴う福島第一原子力発電所事故により膨大な量の植物バイオマスが放射能汚染を被った。汚染物質はコンテナバッグに詰められ保管されている。有機廃棄物処理の方法の一つに嫌気消化法があり,これにより減容化と安定化が達成さると共に,バイオガスを生産できる。本稿では,まず,嫌気消化の概念を述べた。次に,福島県西郷村での実証試験の結果を示した。樹木も重要な処分対象であるが,嫌気消化法では木質バイオマスからバイオガスは殆ど得られなかった。そこで,稲わらと同様に湿式ミリングにより前処理したところ,乾式メタン発酵により顕著な量のバイオガスが得られた。

シソーラス用語： バイオテクノロジー ,  *バイオマス ,  *植物 ,  *放射能汚染 ,  *減容 ,  安定化 ,  バイオガス ,  生産 ,  嫌気性処理 ,  放射性廃棄物処理
準シソーラス用語： エネルギー生産 ,  *射能汚染植物

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  放射性廃棄物  (MB05000Y)

引用文献 (3件)：

• 李玉友,JEFMA,No.53,4-18 (2005)
• 大塚祐一郎,他,平成27年版 研究成果選集 2015,32-33,森林総合研究所,https://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/seikasenshu/2015/index.html
• K., Sasaki, et al., Biosci. Biotechnol. Biochem., 76, 1809-1814 (2012)

タイトルに関連する用語 (6件)： バイオ技術 ,  放射能汚染 ,  植物 ,  減容化 ,  安定化 ,  エネルギー