動的光と小角X線散乱による個々の牛乳からのサイズの異なるカゼインミセルの内部および外部ミセル構造のプロービング【Powered by NICT】

Day L.; Day L.; Raynes J.K.; Leis A.; Liu L.H.; Williams R.P.W.

文献

J-GLOBAL ID：201702251097391458 整理番号：17A0851012

動的光と小角X線散乱による個々の牛乳からのサイズの異なるカゼインミセルの内部および外部ミセル構造のプロービング【Powered by NICT】

Probing the internal and external micelle structures of differently sized casein micelles from individual cows milk by dynamic light and small-angle X-ray scattering

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資料名：
巻： 69 ページ： 150-163 発行年： 2017年
JST資料番号： E0877B ISSN： 0268-005X 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

特定カゼインの比とグリコシル化のレベルに依存して個々のウシ間でカゼインミセルの大きさは変化した。本研究では,乳は,κ-カゼインおよびβ-ラクトグロブリンの遺伝的変異体,範囲天然ミセル直径のを含む個々の乳牛から得た。κおよびβ-カゼイン変異体は,牛乳のレンネット凝固性に影響を及ぼすことが知られている。これらの違いの特異的理由は知られていないが,それはカゼイン表現型は影響を及ぼす明らかである。大小ミセル画分も調製し,両端でのミセルのサイズ分布を狭くした。SAXSで調べた場合,全ての乳試料は,中間および高q領域で同一の散乱パターンを有することが判明し,カゼインミセルの内部構造は,それらのサイズと遺伝的変異に関わらず同じであることが分かった。ミセルは,2.7mM以上のEDTAに曝露した場合,SAXS曲線におけるq~0.080Å~ 1で変曲は減少しミセル内のコロイド状りん酸カルシウムナノクラスタの崩壊に起因する内部蛋白質パッキングへの変化を示した。エタノール緩衝液はミセル直径を変化させ,ミセル内部構造の変化とミセル表面における毛状層の崩壊,q~0.035Å~ 1で変曲の出現とSAXS曲線の変化低により明らかに起因する。ミセルの大きさと蛋白質遺伝的変異体における大きな自然変動にもかかわらず,ミセルの内部組織は直径または蛋白質遺伝的変異により影響されなかった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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食品の品質 , 食品蛋白質

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