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J-GLOBAL ID:201702251604129600   整理番号:17A0279605

酵母リポミセスによるバイオディーゼル燃料用脂質生産を行う意義と研究の現状および微生物脂質生産研究の動向

Meaning and Research on Lipid Production for Biodiesel Fuel by Yeast Lipomyces and Trends in Microbial Lipid Production Research
著者 (3件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 117-125  発行年: 2017年03月01日 
JST資料番号: L4211A  ISSN: 1345-8949  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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化石燃料の使用により二酸化炭素が蓄積され地球温暖化が引き起こされている。二酸化炭素蓄積抑制の一つとして,植物脂質をエステル化したバイオディーゼル燃料を用いるのが良い。しかし,地球温暖化が農業に悪影響をおよぼすことから,植物とは異なった培養環境が使える微生物を用いての脂質生産が必要であると考えた。その研究の主幹をなす,多くの酵母リポミセス菌株と再生可能炭素源を組み合わせた多数の系から脂質蓄積能力の高い菌株を選抜するスクリーニング実験を,プレート培養した菌の顕微鏡写真を撮り本菌の形態的特徴である脂肪球の体積を測定して脂質生産能力を調べる簡便・低コストの新たな方法を用いて行った。選抜された脂質蓄積能力の高い菌は炭素源からの中性脂質変換効率が高く,また弱い破砕でも脂肪球内の中性脂質の漏出割合が高かった。脂肪球内の脂質の効率良い回収には,脂肪球膜と細胞膜を破壊する必要があると判断し方法の検討を行った。また,微生物による脂質生産研究の動向についても解説をする。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
油脂一般  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  微生物代謝産物の生産 
引用文献 (20件):
  • 朝日新聞,2016年2月17日.
  • 松村正利,サンケファーフューエルス(株)編,バイオディーゼル最前線,工業調査会,p.17(2006).
  • 松村正利,サンケファーフューエルス(株)編,バイオディーゼル最前線,工業調査会,p.28(2006).
  • 正木和夫,家藤治幸,長沼孝文,クリーンエネルギー,19,7(2010).
  • 別冊日経サイエンス(No.214),p.42(2016.8.17).
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