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J-GLOBAL ID:201702252453084962   整理番号:17A0517542

認知地図形成に与える触覚/力覚誘導提示方式の効果

Development of practical use type Prop-Tactile display and evaluation for the possibility of the education use.
著者 (6件):
資料名:
巻: 116  号: 519(WIT2016 76-95)  ページ: 9-14  発行年: 2017年03月03日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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視覚障がい者に図やグラフを伝える手段として,通常の触覚ディスプレイの凹凸提示と力覚誘導を複合した触覚/力覚誘導提示方式を提案している。本稿では,触覚/力覚誘導提示方式が認知地図の形成に与える効果を,従来の音声ガイドや凹凸提示と比較して評価した実験結果を報告する。実験では,模擬した地図上のランドマークと経路を記憶し再生する課題を与え,再生した経路の正答得点と再生に要する描画時間,ランドマーク位置の正答数による客観評価,およびイメージと記憶のしやすさの主観評価で効果を評価した。その結果,触覚/力覚誘導提示は音声ガイドに対し有意に効果があり,凹凸提示に対しても効果が上回る傾向が示された。また,力覚誘導提示単体では,触覚/力覚誘導提示とほぼ同等な効果が得られたが,ランドマークの再生では正答数が減少したことから,線図形のようにイメージの形成が必要な経路で力覚誘導提示,ランドマークのように位置を定位する場合には凹凸提示の方が効果のあることが示唆された。これらより,両者を相補的に複合した触覚/力覚誘導提示方式は,イメージや記憶がしやすく認知地図の形成に有効であり,歩行前に地図を学習するための手段となる可能性が得られた。さらに,被験者を高方向感覚群と低方向感覚群とに分けて解析した結果,触覚/力覚誘導提示の効果は,低方向覚群の方が高方向感覚群より大きい傾向となることが分かった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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人間機械系  ,  表示機器 
引用文献 (14件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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