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J-GLOBAL ID:201702254804893635   整理番号:17A0500516

鋼スラグからのSiO2-CaO-MgO-Fe2O3セラミックの微細組織および機械的性質に及ぼすCaOおよびFe2O3の影響

Effects of CaO and Fe2O3 on the Microstructure and Mechanical Properties of SiO2-CaO-MgO-Fe2O3 Ceramics from Steel Slag
著者 (7件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 15-22(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,鋼フラグを有効利用するため,新しいSiO2-CaO-MgO-Fe2O3系スラグ,すなわち,輝石セラミックについて提示した。作製した30wt%の鋼スラグを含むセラミックは107MPaの曲げ強さおよび0.045%の吸水率の優れた特性を示した。新しい系のセラミックの微細組織変化をX線回折および走査電子顕微鏡により調べた。本系中の高含有量のCaOは低温の結晶化に寄与した。緻密化の前の約1000°Cでは,800°C以下の温度で生成したディオプサイド(CaMgSi2O6)が主であった。Fe2+/Fe3+,Al3+,Mn2+,Ti4+などのイオンの溶解を除き,輝石主相は変化しなかった。1100~1180°Cの温度では,Feリッチ灰鉄ザクロ石,Fe2O3,RO(FeO,MgO,MnOなどの溶解)相により液相焼結が促進し,緻密化した。1150~1220°Cの温度における緻密化過程の前に,700~1100°Cの温度で結晶化過程が生じた。精製した結晶は緻密化過程で重要な役割を果たした。最終セラミックにおける単独連結輝石相およびガラス相が少ないことは,優れた機械的性能に寄与した。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
製鋼  ,  廃棄物処理  ,  セラミック・陶磁器の製造  ,  セラミック・磁器の性質 
引用文献 (32件):
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