文献
J-GLOBAL ID:201702259244576258   整理番号:17A0139453

ホスファチジルコリンの酵素酸化と自動酸化の識別のための新しいカイラル固定相HPLC-MS/MS法

A novel chiral stationary phase HPLC-MS/MS method to discriminate between enzymatic oxidation and auto-oxidation of phosphatidylcholine
著者 (8件):
資料名:
巻: 408  号: 27  ページ: 7785-7793  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
病因と 食品劣化での酵素的な脂質過酸化の役割を解明するために,著者らは最近CHIRALPAK OP (+)カラムを有するHPLC-MS/MSによってホスファチジルコリンヒドロペルオキシド(PCOOH)を含む13S-ヒドロペルオキシ-9Z,11E-オクタデカジエン酸(13(S)-9Z,11E-HPODE)の立体選択的解析に成功した。酵素的な酸化が自動酸化と同時に進行することから,それらを区別する必要がある。最初に,リポオキシゲナーゼ,リノレイン酸とリゾホスファチジルコリン(LPC)を使用して,酵素酸化生成物13(S)-9Z,11E-HPODE PCと自動酸化生成物13(RS)-9Z,11E-HPODE PCと13(RS)-9E,11E-HPODE PCを合成し,それらを標準として使用して,各種カラムの自動酸化生成物からの酵素酸化生成物の分離能力を試験した。CHIRALPAK OP(+) カラムによって13(R)-9Z,11E-HPODE PCと13(S)-9Z,11E-HPODE PCが分離できたが,CHIRALPAK IB-3は13(S)-9Z,11E-HPODE PCと13(RS)-9E,11E-HPODE PCを分離できた。それぞれ酵素的酸化と自動酸化を受けたレシチン(in vivoと食品中の重要なリン脂質の混合物)の分析結果から,著者らの方法が酵素的酸化と自動酸化反応の識別のために有用であることがわかった。このような知見は,病因と食品劣化でのPCOOHの寄与の解明のために貴重となると思われる。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
クロマトグラフィー,電気泳動  ,  脂質一般  ,  有機化合物の物理分析 
物質索引 (3件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (21件):
もっと見る

前のページに戻る