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J-GLOBAL ID:201602240309652214   整理番号:16A1347825

母親と子孫の高脂肪食の組み合わせは,マウス子孫に著しい酸化ストレスとメタボリックシンドロームの発生を生じさせる

The combination of maternal and offspring high-fat diets causes marked oxidative stress and development of metabolic syndrome in mouse offspring
著者 (6件):
資料名:
巻: 151  ページ: 70-75  発行年: 2016年04月15日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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妊娠中および授乳中の母親の過剰栄養(例えば,高脂肪(HF)食事)は,子孫に酸化ストレスを生じ,メタボリックシンドロームのリスクを増加させると信じられている。この研究では,マウスにおけるメタボリックシンドロームリスクおよび酸化ストレスプロファイルに与える,母親と子孫の両方のHF餌の影響を検討することを目的にした。C57BL/6Jマウスの母獣に妊娠および授乳中にHFまたは対照(CO)餌を与えた。子孫は,3週齢で離乳した。雌子孫は,離乳時に殺処分したが,残りの雄は,11週齢までHFまたはCO餌で維持した。肝臓からの試料を含む組織試料を,3と11週齢時に子孫から集め,脂質,ホスファチジルコリンヒドロペルオキシド(PCOOH,酸化ストレスマーカー)および遺伝子発現を評価した。脂質の蓄積は,HF餌を与えた母獣からの3週齢の子孫の肝臓で見られたが,PCOOHでは見られなかった。子孫を,11週齢までHF餌で維持すると,肝脂質とPCOOHの両方の著しい蓄積が観察された。PCOOH兆候は,PCOOH分解酵素をコードする,Gpx4の様な遺伝子の発現により支持された。これら結果は,母と子孫の過剰栄養の組み合わせが,子孫に著しい酸化ストレスを生じ,これがメタボリックシンドロームを加速させることを示す。幼児期から成人期におけるこの所見は,酸化ストレスとメタボリックシンドロームの間の原因-結果関係のより良い理解に有用である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  食品一般 

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