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J-GLOBAL ID:201702269788855390   整理番号:17A0084196

Francisella novicida細菌(野兎病亜種菌)のCas9の構造と工学

Structure and Engineering of Francisella novicida Cas9
著者 (26件):
資料名:
巻: 164  号:ページ: 950-961  発行年: 2016年02月25日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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RNA誘導型エンドヌクレアーゼCas9は,ガイドRNAに相補的な二本鎖DNAの標的を切断する。そして,人為制御することが可能なゲノム編集に用いられている。Cas9による切断は,DNA標的配列と並置されたプロトスペーサーモチーフ(PAM)を必要とし,これによって標的化が可能な部位の範囲を制限する。ここで著者らは,ガイドRNAおよびそのPAM含有DNA標的と複合体を形成する,Cas9の最大の相同分子(オルソログ)の1つである,Francisella novicida細菌由来Cas9(FnCas9)の1.7Å分解能の結晶構造を報告する。FnCas9と他のCas9相同分子(オルソログ)との構造的比較は,遠縁であるCRISPR-Cas9系統の間で顕著に進化に保存された特徴と相違した特徴を示した。著者らは,FnCas9が5’-NGG-3’PAMを認識し,構造情報を使用して,より緩和された5’-YG-3’PAMを認識することが出来る変異体を創出したことを見出した。さらに,著者らは,FnCas9-リボ核タンパク質複合体をマウス受精卵にマイクロインジェクションして5’-YG-3’PAMで内因性の部位を編集し,その結果として,CRISPR-Cas9ツールボックスの標的空間を広げることを実証した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 

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