抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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小型衛星は,世界的には500kg以下のミニサット,100kg以下のマイクロサット,10kg以下のナノサット及び1kg以下のピコサットに分類される。我が国では2009年に制定された「宇宙基本計画」により,100~1000kg程度までの衛星を小型衛星,100kg以下の超小型衛星と分類している。本稿では100kg以下の超小型衛星について述べた。2003年には東大・東工大により世界に先駆けて大学による超小型衛星(キューブサット)が打ち上げられた。以降,超小型衛星は50kg級にまで大型化し,各大学研究室により製造・打上運用が実施されている。現在は「飛ばしてみる」時代から「実利用」の時代への転換期にある。本講の第2~4回により,衛星や支援システムの開発現場の現状や現在の計画に関する情報を説明し,広くユーザに理解され,開発・利用が一体となった推進体制が構築されることを期待している。