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J-GLOBAL ID：201702284799964332   整理番号：17A0211752

広がる加速器の利用 中性子 加速器中性子源の利用 加速器中性子源を用いた水素貯蔵材料の物質科学研究

Materials Science of Hydrogen Storage Materials with Accelerator Based Neutron Source

著者 (5件)： 大友季哉 (高エネルギー加速器研究機構 物質構造科研) ,  大友季哉 (J-PARCセ) ,  大友季哉 (茨城大 大学院理工学研究科) ,  池田一貴 (高エネルギー加速器研究機構 物質構造科研) ,  池田一貴 (J-PARCセ)
資料名： 加速器  (Journal of the Particle Accelerator Society of Japan)
巻： 13  号： 4  ページ： 198-201  発行年： 2017年01月31日 
JST資料番号： L5541A  ISSN： 1349-3833  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水素エネルギー社会を実現するには,水素製造,貯蔵,輸送,水素利用において様々な技術開発が必要である。水素貯蔵に関しては,より多くの水素を軽量且つコンパクトに貯蔵できる材料の開発が必要である。水素貯蔵材料の機構の基礎研究では,水素を精度よく観測することが重要であるが,水素は最も観測が困難な元素である。水素を観測するプローブとして中性子に対する期待が高い。本稿では,J-PARCの高強度中性子全散乱装置(NOVA)を用いた水素貯蔵材料の開発や機構解明に向けた研究例として,1)リチウムアルミニウムアミドの水素放出過程,2)クロムを用いた水素貯蔵材料の開発,3)PdDナノ粒子の水素吸蔵の研究事例を紹介した。

シソーラス用語： *水素貯蔵材料 ,  *水素吸蔵 ,  水素エネルギー ,  *中性子散乱 ,  加速器 ,  *中性子源 ,  結晶構造 ,  水素化合物 ,  パラジウム
準シソーラス用語： *加速器駆動中性子源

分類 (1件)： 気体燃料の輸送,供給,貯蔵  (YE02060M)

引用文献 (8件)：

• J. M. Carpenter, ”Review of Pulsed Neutron Techniques for the Study of Amorphous Solids”, J. Non-Cryst. Solids, 76, 1 (1985).
• K. Suzuki, Methods in Experimental Physics, 23 B, 243 (1987).
• K. Suzuki, et al., ”Time-of-flight Pulsed Neutron Diffraction of Liquids using an Electron Linac”, Nucl. Instr. Meth., 147, 519 (1977).
• T. Fukunaga, et al., KENS Report-IX, 16 (1992) .
• T. Egami and S. J. L. Billinge, Underneath the Bragg Peaks - Structural Analysis of Complex Materials, Pergamon, 16 (2003).

タイトルに関連する用語 (6件)： 加速器 ,  中性子 ,  中性子源 ,  水素貯蔵材料 ,  物質科学 ,  研究