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J-GLOBAL ID:201702285218571774   整理番号:17A0483918

天然資源に依存しない持続的な養殖生産技術の開発-ブリ類人工稚魚の低コスト・早期供給技術の開発-第1編 ブリの早期採卵に関する高度化技術の開発 第1章 効率的な成熟・産卵誘導技術と安定的な早期採卵技術の開発 1 環境操作による採卵技術の開発(1)天然環境下で飼育したブリ雌の生殖周期の解明と成熟に及ぼす水温と日長影響

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号: 569  ページ: 8-14  発行年: 2017年03月31日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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(ア)天然環境下で飼育したブリ雌を用いて,周年にわたり生殖腺発達と成熟関連ホルモンの測定を行った。冬至以降に生殖腺発達を制御する2つのGTH(FSHとLH)の遺伝子発現量が増加すること,また,その後水温の上昇に伴って,性ステロイドの血中量が増加し,卵黄蓄積が急速に進行することが分かった。以上の結果より,本種の生殖腺発達開始の引き金は冬至以降の日長の長日化であること,また,卵黄蓄積の進行には水温が強く影響することが分かった。(イ)ブリ雌の生殖腺発達に及ぼす日長と水温の影響を調べたところ,生殖腺発達を誘導する内因性の引き金が引かれた個体では,14~24°Cの範囲で卵黄形成が進行した。しかし,18°Cが天然における卵黄蓄積の進行速度に近いこと,24°Cが卵黄蓄積を可能とする閾値であること,26°Cは完全に卵黄形成を阻害することが分かった。卵母細胞における卵黄蓄積は,短日条件に比べ長日条件で早く進行することから,日長の長日は卵黄形成の進行に関わる重要な因子であることが分かった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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魚類  ,  増養殖の技術 
引用文献 (6件):
タイトルに関連する用語 (18件):
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