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J-GLOBAL ID：201702285821015161   整理番号：17A0413987

JAXAにおける勝浦S/X帯送受信局の開発・整備及び運用

The development, construction and operation of the Katsuura S/X band ground station in JAXA

著者 (5件)： 小川新 (宇宙航空研究開発機構 追跡ネットワーク技セ) ,  稲川慎一 (宇宙航空研究開発機構 追跡ネットワーク技セ) ,  小林悟 (宇宙航空研究開発機構 追跡ネットワーク技セ) ,  石井尚登 (宇宙航空研究開発機構 追跡ネットワーク技セ) ,  原島治 (宇宙航空研究開発機構 追跡ネットワーク技セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 470(SAT2016 61-76)  ページ： 51-56  発行年： 2017年02月16日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： JAXAの勝浦宇宙通信所にある勝浦S/X帯送受信局は,地球観測及び近地球の宇宙科学ミッション等を担う宇宙機の追跡・管制やミッションデータの受信を行うことを目的として,2013年に整備された。本設備は,JAXAの追跡ネットワークシステムにおいてS帯電波の送受信とX帯電波受信を同時に行える唯一の地上局であり,他の地上局が持つ基本機能であるコマンド送信及びテレメトリデータ受信,レンジング運用に加え,大容量ミッションデータ受信の役割も担っている。本設備の特徴的な装置や機能として,放射給電部における周波数選択反射鏡,S帯1kW電力増幅装置,適合性試験装置,運用管制設備における衛星固有の設備パラメータの設定ファイル化が挙げられる。また,将来発足する新たな宇宙機プロジェクトを見据えてKa帯電波の受信機能及びX帯電波の両偏波受信機能付加といった拡張性を備えた設計が施されており,多様な宇宙機の運用要求に対応していく地上局として更なる活躍が期待されている。(著者抄録)

シソーラス用語： *行政機関 ,  宇宙通信 ,  *周波数帯 ,  送受信アンテナ ,  気象衛星 ,  管制塔 ,  追跡 ,  衛星追跡設備 ,  *地球局 ,  システム ,  位置測定 ,  偏波
準シソーラス用語： *JAXA ,  Ka帯 ,  *Sバンド ,  *Xバンド ,  ネットワークシステム ,  *衛星地上局 ,  衛星追跡 ,  地球観測衛星

分類 (3件)： 宇宙通信  (ND08040S) ,  気象学一般  (DC05010D) ,  マイクロ波・ミリ波通信  (ND08020W)

引用文献 (2件)：

• 西原秀信,吉田武司,酒井雄二,′′勝浦S/X帯20m大型アンテナ設備′′,三菱電機技報,vol.88,No.2,pp.13-16,2014年.
• 廣澤春任,市川満,山本善一,井上浩三郎,横山幸嗣,豊留法文,日高正規,斎藤宏,伊藤富美夫,佐藤巧,松本操一,佐藤裕之,柿沼孝樹,大橋清一,山田明宏,佐川一美,吉川志郎,杉浦正典,新屋貴嗣,′′鹿児島宇宙空間観測所34mアンテナ科学衛星追跡局′′,宇宙科学研究所報告,第123号,pp.1-33,2003年3月

タイトルに関連する用語 (6件)： JAXA ,  X帯 ,  送受信 ,  開発 ,  整備 ,  運用