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J-GLOBAL ID:201702286609066132   整理番号:17A0088246

振動顕微分光法による環境マイクロプラスチックの分析:FTIR,Raman或いは双方か

Analysis of environmental microplastics by vibrational microspectroscopy: FTIR, Raman or both?
著者 (9件):
資料名:
巻: 408  号: 29  ページ: 8377-8391  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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マイクロプラスチックによる水生生態系の汚染は多くの研究を通して最近報告されてきており,水生生物相に対する負の影響が記述されてきた。マイクロプラスチックの化学的同定に対して主にFourier変換赤外(FTIR)及びRaman分光が用いられた。しかし現在までマイクロプラスチック分析に関する双方の分光法の批判的比較及び検証は失敗している。この知識ギャップを近づけるためにRaman及びFTIR分光の双方により環境試料を調べた。最初に海岸沈殿試料から抽出された粒子及び繊維>500μmをRaman及びFTIR顕微分光単一測定により分析した。結果は双方の方法が原則,環境からのマクロプラスチックを同定するのに適していることを説明した。しかしながら,いくつかの場合,特に着色粒子に対して双方の分光学的方法の組み合わせは化学組成の完全なそして信頼できるキャラクタリゼーションに対して必要である。第2に400μm<の粒子を含む海洋試料をRamann像及びFTIR透過像により調べた。結果はスペクトル品質,測定時間及び扱いと同時に検出できるマイクロプラスチックの数,サイズ及び型に関して比較した。FTIR像はRaman像と比べて特にサイズ領域20μm<でマイクロプラスチックの顕著な過小評価(およそ35%)に導くことを示した。しかしながらRaman像の測定時間はFTIR像に比べてかなり高かった。まとめにおいて500-50μmへ(FTIR像による迅速で信頼できる分析)及び50-1μm(Raman像による詳細でより時間消費の分析)へのより小さなマイクロプラスチック分画内のさらなるサイズ分割を提案した。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  ,  高分子固体の物理的性質  ,  水中の汚染物質の物理分析 
引用文献 (60件):
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