特許
J-GLOBAL ID:201703002509026344

プリオン不活化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 特許業務法人三枝国際特許事務所 ,  鈴木 由充 ,  小石川 由紀乃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-086599
公開番号(公開出願番号):特開2016-202477
出願日: 2015年04月21日
公開日(公表日): 2016年12月08日
要約:
【課題】熱に弱い物体や細い管状の物体が消毒対象となる場合でも、確実にプリオンを不活化できるようにする。【解決手段】消毒対象物を入れた消毒庫1にホルムアルデヒド溶液を導入した後に、消毒庫1の庫内を高真空状態に移行させ、高真空状態でホルムアルデヒド溶液を気化させることによって消毒庫1の庫内にホルムアルデヒドガスを充満させる。この後、消毒庫1に空気を送り込んで消毒庫1の庫内を高真空状態から低真空状態に移行させ、低真空状態を所定時間維持する。消毒庫1の庫内のホルムアルデヒドガスは、低真空状態への移行のために送り込まれた空気により庫内で活発に流動して、プリオンの不活化効果が促進される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
プリオンが付着した消毒対象物を入れた消毒庫にホルムアルデヒド溶液を導入する第1工程と、前記消毒庫の庫内を高真空状態に移行させる第2工程と、高真空状態下で前記ホルムアルデヒド溶液を気化させることによって前記消毒庫の庫内にホルムアルデヒドガスを充満させる第3工程と、前記消毒庫に空気を送り込んで消毒庫の庫内を高真空状態から低真空状態に移行させる第4工程と、前記低真空状態を所定時間維持する第5工程とを順に実行することにより、前記消毒対象物に付着したプリオンを不活化することを特徴とするプリオン不活化方法。
IPC (1件):
A61L 2/20
FI (1件):
A61L2/20 102
Fターム (8件):
4C058AA03 ,  4C058AA05 ,  4C058AA14 ,  4C058BB07 ,  4C058DD11 ,  4C058JJ13 ,  4C058JJ28 ,  4C058JJ29
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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