特許
J-GLOBAL ID:201703020872623484

脳活動訓練装置および脳活動訓練システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 敏
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2014061543
公開番号(公開出願番号):WO2014-178322
出願日: 2014年04月24日
公開日(公表日): 2014年11月06日
要約:
計測される脳領野間の結合の相関をフィードバック情報に利用して、脳領野間の結合の相関を変化させる訓練を行うための脳活動訓練装置を提供する。健常群、患者群において測定された安静時機能結合的MRIのデータから(S102)、それぞれの被験者について、所定の脳領域間の活動度の相関行列を導出する。被験者の疾患/健常ラベルを含む被験者の属性と相関行列とについて正則化正準相関解析により特徴抽出が行われる(S104)。正則化正準相関解析の結果に基づいて、スパースロジスティク回帰による判別分析(S106)により判別器が生成される(S108)。脳活動訓練装置は、その被験者についての機能結合的MRIのデータに対する判別器の結果に基づいて報償値を被験者にフィードバックする。
請求項(抜粋):
第1の被験者の脳内の複数の所定領域における脳活動を示す信号を時系列で検知するための脳活動検知装置と、 前記第1の被験者とは異なる複数の第2の被験者の各々の脳内の前記複数の所定領域における脳活動を示す信号を時系列で予め測定した信号から生成される判別器を特定するための情報を記憶する記憶装置とを備え、前記判別器は、前記複数の所定領域における脳活動の相関関係のうち、少なくとも前記複数の第2の被験者の属性について共通して抽出された縮約表現に対して、前記第2の被験者の属性のうちの目標となる属性に対する判別を実行するものであり、 提示装置と、 演算装置とをさらに備え、前記演算装置は、 i)前記脳活動検知装置により検知された信号から、前記複数の所定領域間の脳活動の相関関係を算出し、 ii)算出された前記相関関係に基づき、前記記憶装置に記憶された情報により特定される前記判別器により、前記目標となる属性に対応した目標相関関係に対する前記算出された相関関係の近似度に応じて、報酬値を算出し、 iii)前記報酬値の大きさを示す情報を前記提示装置により前記被験者に対して提示する、ように構成される、脳活動訓練装置。
IPC (1件):
A61B 5/055
FI (1件):
A61B5/05 382
Fターム (6件):
4C096AA08 ,  4C096AA20 ,  4C096BA42 ,  4C096DA15 ,  4C096DB02 ,  4C096DD01

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