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J-GLOBAL ID：201802237916367796   整理番号：18A0003667

総説・水環境学の進歩-研究委員会編(5)水環境と洗剤に関する研究動向

著者 (6件)： 磯部友彦 (環境研) ,  古武家善成 (神戸学院大) ,  吉田浩介 (ライオン) ,  遠藤智司 (大阪市大) ,  亀田豊 (千葉工大) ,  中田典秀 (京大)
資料名： 水環境学会誌  (Journal of Japan Society on Water Environment)
巻： 40(A)  号： 12  ページ： 430-435  発行年： 2017年12月10日 
JST資料番号： Z0777A  ISSN： 0916-8958  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水環境と洗剤研究委員会では,洗剤やその主成分である界面活性剤が水環境に及ぼす影響について検討してきた。1990~2000年は,主として洗剤・界面活性剤の分析法,環境中存在実態,生分解性,毒性,環境リスク評価などを議論してきており,近年では多様化する化学製品に対応して,製造段階の副産物や他の成分をも対象としている。本報では,そうした従来の取組みを概観するとともに,新しい課題として以下を挙げた。1)水環境におけるパッシブサンプリング,パッシブサンプラーによる農薬の河川移動量推定など,2)化学物質管理につながる水質モニタリング,3)環境モニタリングデータの環境アセスメントへの有効活用,など。

シソーラス用語： *環境 ,  *洗剤 ,  *界面活性剤 ,  *水質汚濁 ,  水質汚濁物質 ,  リスク評価 ,  管理 ,  化学物質 ,  試料採取 ,  環境モニタリング ,  環境アセスメント
準シソーラス用語： *水環境 ,  環境リスク評価 ,  化学物質管理 ,  パッシブサンプリング ,  水質モニタリング ,  研究動向

分類 (2件)： 洗剤・石鹸一般  (YG02010P) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

引用文献 (29件)：

• 日本水環境学会,1994.Q&A水環境と洗剤.ぎょうせい,東京,p.173.
• 日本水環境学会[水環境と洗剤研究委員会],2000.非イオン界面活性剤と水環境~用途,計測技術,生態影響~.技報堂出版,東京,p.246.
• 日本水環境学会,1993.特集 界面活性剤をめぐる諸問題.水環境学会誌 16(5),294-323.
• Miura, K., Nishiyama, N., Yamamoto, A., 2008. Aquatic Environmental Monitoring of Detergent Surfactants. Journal of Oleo Science 57(3), 161-170.
• 日本石鹸洗剤工業会,2016.環境年報(2016年度版).日本石鹸洗剤工業会環境委員会,東京,p.70.

タイトルに関連する用語 (7件)： 総説 ,  水環境学 ,  研究 ,  委員会 ,  水環境 ,  洗剤 ,  動向