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J-GLOBAL ID：201802239702733220   整理番号：18A0231953

未来を支えるイノベーション材料・テクノロジー エポキシ樹脂の架橋密度操作に基づく柔軟性保護具の開発

著者 (1件)： 樋口理宏 (金沢大 理工研究域)
資料名： 高分子  (Polymers)
巻： 67  号： 2  ページ： 82-83  発行年： 2018年02月01日 
JST資料番号： F0168A  ISSN： 0454-1138  CODEN： KOBUA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・衝撃で外殻が硬化する柔軟なスポーツプロテクタ(保護具)を,弾性率に及ぼす時間依存性に関して提案。
・弾性率の時間依存性を制御するため,エポキシ樹脂の架橋密度を変更。
・弾性率の時間依存性を動的粘弾性測定によって検討。
・さらに,制御されたエポキシ樹脂を外殻とする試作品シンガード(脛部プロテクタ)を,弾性率の時間依存性に基づき設計,製造。
・製作したシンガード(脛部プロテクタ)は,着用時に十分に可撓性であることを確認。
・さらに,衝撃試験により,提案したシンガード(脛部プロテクタ)は市販のシンガードに比較し,高い衝撃吸収性を保持。

シソーラス用語： 技術革新 ,  技術進歩 ,  *保護具 ,  *架橋度 ,  安全帽 ,  保護面 ,  時間依存性 ,  粘弾性 ,  *弾性係数 ,  応力緩和 ,  *脛骨 ,  衝撃試験 ,  エネルギー吸収 ,  衝突エネルギー ,  構造部材 ,  緩衝器 ,  *ビスフェノールAエポキシ樹脂 ,  架橋【高分子】 ,  歪速度 ,  塑性変形 ,  衝撃強さ
準シソーラス用語： *イノベーション ,  プロテクタ ,  *架橋密度 ,  緩和弾性率 ,  衝撃吸収 ,  衝撃吸収装置 ,  動的粘弾性

分類 (3件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D) ,  エポキシ樹脂  (YH07040I) ,  安全管理  (KB06000D)

引用文献 (3件)：

• A. Subic, M. Takla, and J. Kovacs, Sports Engineering, 8, 209 (2005)
• M. K. Umboh, T. Adachi, K. Oishi, M. Higuchi, and Z. Major,J. Mater. Sci., 48, 5148 (2013)
• M. K. Umboh, T. Adachi, T. Nemoto, M. Higuchi, and Z. Major, J. Mater. Sci., 49, 7454 (2014)

タイトルに関連する用語 (6件)： 未来 ,  イノベーション ,  テクノロジー ,  エポキシ樹脂 ,  架橋密度 ,  開発