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J-GLOBAL ID:201802256535258079   整理番号:18A1328875

受動的音響技術による魚類の判別と可視化

Classification and Visualization of Fish Using the Passive Acoustic Monitoring
著者 (3件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 122-130  発行年: 2018年07月01日 
JST資料番号: L1051A  ISSN: 0916-5835  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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音響モニタリングは海洋哺乳類の個体数調査に用いられてきた。また,クローカーを含む多くの種類の魚は,コーラスグループにおける求愛と産卵に付随する種特有の低周波音を発する。魚の鳴音を検出するために,音響データを小型の自動水中音響レコーダを用いて観測した。観測された信号には,ターゲット魚の鳴音だけでなく,他の海洋生物の鳴音と船舶の騒音も含まれている。したがって,観測された信号からターゲット魚の鳴音を抽出することが必要である。魚の鳴音は,魚種同定のための信号強度と音響特性,例えば鳴音の持続時間とパルス間隔を用いて抽出できた。ステレオハイドロホンとより多くのハイドロホンを用いて魚類鳴音の位置確認を行い,魚の時間-空間分布と運動を可視化した。検出された魚類鳴音の位置確認を行うために,ビーム成形とブラインドソース分離の2つの方法を導入した。第一の方法では,次の二段階を含むビーム成形法を導入し,鳴音の位置決めに加えて検出率を改善した。まず最初に,従来の方法を用いて1つのハイドロホンで測定したデータから鳴音を検出する。次に,4つのハイドロホンを使って測定されるデータをビーム成形することで追加鳴音を検出する。本提案方法によって,検出率が15%増加させることができた。第二の方法では,複数個体,又は魚群に由来する検出音をブラインドソース分離法を用いて分離した。この方法を用いて,複数ソースからの鳴音の到来方位を推定できた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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水中音響応用  ,  魚類 
引用文献 (16件):
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