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J-GLOBAL ID：201802259857945643   整理番号：18A1103343

車のエクステリアデザインにおける感性の定量評価方法

Study on Sensitivity Knowledge for Quantitative Evaluation Method to the Car Exterior Design

著者 (2件)： 加藤拓巳 (本田技研工業(株) ビジネス開発統括部 ビジネスアナリティクス課) ,  津田和彦 (筑波大学大学院 ビジネス科学研究科)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 138  号： 6  ページ： 712-719(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,製造業では競争領域が数値的に表現しやすい「性能」から数値的に表現しにくい「デザイン」に移行している。Apple社,Samsung社およびIKEA社のようなデザインに焦点を合わせた企業の増加は顕著である。しかし,デザインは製造業のための2つの課題を提示する。最初のものは感覚である。定量的に評価することは非常に困難であり,統一評価指標はまだ定義されていない。第二のものは製品デザインの機密性である。デザインは企業のトップ秘密の位置にあり,大規模な顧客調査はハードルが高い。上記の2つの問題は評価者の経験の影響を増加させて,顧客によって望まれるデザインを本当に作り出すことが難しいという状況を引き起こす。したがって,本研究の目的は,目標製品を調査することなく,蓄積されたデザインと顧客の声から自動車のエクステリアデザインのための感性の評価を定量的に,かつ確実に可能にすることである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *自動車 ,  *設計 ,  感性 ,  評価 ,  製造業 ,  *環境 ,  *エクステリアデザイン
準シソーラス用語： *デザイン ,  *競争環境 ,  定量評価

著者キーワード (8件)： 意味 ,  テ テ ,  テ -フ -ニン ,  自然言語 ,  感情的価値 ,  設計工学 ,  深層学習 ,  自然言語処理

分類 (1件)： 自動車設計・構造・材料一般  (QG03010O)

引用文献 (24件)：

• (1) 延岡健太郎:「意味的価値の創造:コモディティ化を回避するものづくり」, 國民經濟雜誌, Vol. 194, No. 6, pp. 1-14, 2-9 (2006)
• (2) 延岡健太郎:「価値づくり経営の論理-日本製造業の生きる道」, 日本経済新聞出版社, p. 100 (2011)
• (3) A. Tuch, E. Presslaber, M. StöCklin, K. Opwis, and J. Bargas-Avila : “The role of visual complexity and prototypicality regarding first impression of websites: Working towards understanding aesthetic judgments”, International Journal of Human-Computer Studies, Vol. 70, No. 11, pp. 794-811 (2012)
• (4) C. Osgood, G. Suci, and P. Tannenbaum : “The measurement of meaning”, University of Illinois Press (1957)
• (5) M. Ryoke, K. Nagase, and Y. Nakamori : “Kansei evaluation and analysis of traditional craft”, Japan Society of Kansei Engineering, Vol. 7, No. 4, pp. 633-640 (2008) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (3件)： エクステリアデザイン ,  感性 ,  定量評価