文献

J-GLOBAL ID：200902226211325070   整理番号：09A0393837

走査型トンネル顕微鏡によるオクタンチオール自己組織化単分子膜上の単一Lu内包フラーレンの分子配向変化の観察

Change in Molecular Orientation of Individual Lu@C₈₂ on Octanethiol Self Assebled Monolayer Observed by Scanning Tunneling Microscopy

著者 (8件)： 岩本全央 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  安武裕輔 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  梅本久 (名古屋大 大学院理学研究科) ,  伊藤靖浩 (名古屋大 大学院理学研究科) ,  沖本治哉 (名古屋大 大学院理学研究科) ,  泉乃里子 (名古屋大 大学院理学研究科) ,  篠原久典 (名古屋大 大学院理学研究科) ,  真島豊 (東京工大 大学院理工学研究科)
資料名： 映像情報メディア学会技術報告
巻： 33  号： 12(IDY2009 48-54)  ページ： 1-5  発行年： 2009年03月06日 
JST資料番号： S0209A  ISSN： 1342-6893  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属内包フラーレンは炭素からなるフラーレン殻に金属原子を内包することで,分子内に電子状態の偏り・双極子モーメントを有する機能性分子である。金属内包フラーレンを用いた分子配向スイッチ素子を実現するためには,スイッチ機構を明らかにする必要がある。本報告では,オクタンチオール自己組織化単分子膜(SAM)上の単一Lu内包フラーレン(Lu@C₈₂)に電圧を印加する前後の分子分解能走査型トンネル顕微鏡(STM)像とトンネル分光電流像(CITS)を示し,密度汎関数法(DFT)によるLu@C₈₂の分子軌道と比較することにより,サンプル電圧印加前後の分子配向の変化について議論する。(著者抄録)

シソーラス用語： 走査型トンネル顕微鏡 ,  *自己組織系 ,  単分子層 ,  *フラーレン ,  分子配向 ,  双極子モーメント ,  スイッチ ,  トンネル分光法 ,  *密度汎関数法 ,  分子軌道 ,  自己集合単分子膜
準シソーラス用語： 自己組織化単分子膜

分類 (3件)： 人工知能  (JE08000Z) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  数値計算  (JE02000J)

物質索引 (1件)： 1-オクタンチオール

引用文献 (17件)：

• 1) TANINAKA A. UHV-STM/STS Studies of Endohedral La-Metallofullerenes on Hydrogen Terminated Si(100)2×1. e-J. Surf. Sci. Nanotechnol.. (2004) vol.2, p.89-92.
• 2) SHINOHARA H. Endohedral Metallofullerenes. Rep. Prog. Phys.. (2000) vol.63, p.843-892.
• 3) MIYAMOTO A. Development of water-soluble metallofullerenes as X-ray contrast media. Eur. Radiol. (2006) vol.16, p.1050-1053.
• 4) BECKE A. D. J. Chem. Phys.. (1993) vol.98, p.5648.
• 5) LEE C. Phys. Rev. B. (1988) vol.37, p.785.

タイトルに関連する用語 (6件)： 走査型トンネル顕微鏡 ,  自己組織化単分子膜 ,  Lu ,  内包フラーレン ,  分子配向 ,  観察