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J-GLOBAL ID：200902237698173612   整理番号：09A0205192

DAST結晶を光源として用いたテラヘルツ時間領域分光による誘電体薄膜の複素誘電率測定

著者 (11件)： 金城隆平 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  竹家啓 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  川山巌 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  村上博成 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  松川健 (大阪大 大学院工学研究科) ,  高橋義典 (大阪大 大学院工学研究科) ,  吉村政志 (大阪大 大学院工学研究科) ,  北岡康夫 (大阪大 大学院工学研究科) ,  森勇介 (大阪大 大学院工学研究科) ,  佐々木孝友 (大阪大 大学院工学研究科) ,  斗内政吉 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ)
資料名： 光物性研究会論文集  (Proceedings of the Symposium of Association for Condensed Matter Photophysics, Japan)
巻： 19th  ページ： 62-65  発行年： 2008年 
JST資料番号： L3956A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高出力かつ広帯域なテラヘルツ波の発生が可能な非線形有機光学結晶DASTを光源とし,タイムドメイン分光法を用いて,SrTiO₃(STO)およびSrBi₂Ta₂O₉(SBT)の複素誘電率を測定した。STOの誘電率は,実部および虚部とも,測定領域における周波数の増加とともに徐々に増加した。SBTの誘電率の虚部は0.9THzと2.2THzに2つのピークを有した。これは,Raman散乱において報告されている結果と対応した。すなわち,2.2THzにおけるピークはBi系強誘電体に特有なリジッドレーヤモード,0.9THzのピークは変異型強誘電体を特徴づけるソフトモードであった。

シソーラス用語： スペクトロスコピー ,  *タイムドメイン分光法 ,  結晶 ,  誘電体薄膜 ,  *チタン酸ストロンチウム ,  ストロンチウム化合物 ,  タンタル酸塩 ,  *ビスマス化合物 ,  複素誘電率 ,  強誘電体 ,  レーザ蒸着 ,  レーザ分光法 ,  パルスレーザ蒸着 ,  フェムト秒レーザ ,  *タンタル酸ストロンチウムビスマス ,  非線形光学結晶 ,  *テラヘルツ分光法
準シソーラス用語： *テラヘルツ波分光法

分類 (3件)： 強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B) ,  酸化物薄膜  (BK14050P) ,  赤外・遠赤外領域の分光法と分光計  (BD07042H)

物質索引 (1件)： DAST

タイトルに関連する用語 (7件)： DAST ,  結晶 ,  テラヘルツ ,  時間領域 ,  分光 ,  誘電体薄膜 ,  複素誘電率