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J-GLOBAL ID：200902262932553097   整理番号：09A1249387

8-環ゼオライトでのアルコール変換の触媒活性

Catalytic Activities of Alcohol Transformations Over 8-Ring Zeolites

著者 (4件)： ZHU Qingjun (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  KONDO Junko N. (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  INAGAKI Satoshi (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  TATSUMI Takashi (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN)
資料名： Topics in Catalysis  (Topics in Catalysis)
巻： 52  号： 9  ページ： 1272-1280  発行年： 2009年08月 
JST資料番号： W1435A  ISSN： 1022-5528  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プロトン型アルミノケイ酸塩,H/CHA及びH/MTFゼオライトの触媒活性について検討した。Al含量が同等であるH/CHA及びH/MTFゼオライトを調製した。得られたH/CHA及びH/MTFゼオライトの特性を,TGA,FTIR,²⁹Si MAS NMR,BET法などにより評価した。触媒特性を,メタノール変換,エタノール及びエチレン変換反応において試験した。BET法による表面積は,H/CHA及びH/MTFゼオライトが夫々,1010及び223.3m²/gであった。H/CHA及びH/MTFゼオライトでのエチレン変換反応において,30分経時変化で,H/CHAではエチレン転化率68%,選択率はエタン7%,プロピレン51%,プロパン33%,C₄-C₆9%であった,一方H/MTFではエチレン転化率は<2%であった。検討の結果,H/CHAゼオライトでは,メタノール及びエタノールは容易にオレフィンに変換されたが,H/MTFゼオライトでは,メタノール及びエタノールの脱水反応が起こるのみであることなどが分かった。この触媒活性の差異は,形態及び固有酸性度の微妙な差異に帰属すると考えられる。

シソーラス用語： *変換 ,  アルミノケイ酸塩 ,  *合成ゼオライト ,  経時変化 ,  脱水反応 ,  アルケン ,  *触媒活性 ,  FTIR分光法 ,  BET法 ,  比率 ,  転化率 ,  *アルコール ,  形態 ,  酸性度 ,  *CHA型ゼオライト
準シソーラス用語： *CHAゼオライト ,  *MTFゼオライト ,  選択率

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  合成鉱物  (CD01040K)

タイトルに関連する用語 (3件)： ゼオライト ,  アルコール ,  触媒活性