抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
愛媛県久万高原町地芳地域における北部秩父帯は,構成岩石および地質構造に基づいて,北から泥質混在岩からなるユニットI,砂質泥質準片岩を主体とするユニットII,緑色岩-石灰岩体を主体とし,泥質混在岩および陸源性砕屑岩の整然層を伴うユニットIIIに区分され,構造的下位からユニットIII,II,Iの順で累重する。本研究では,粒度測定を用いた級化構造の記載法を提案し,それによって,本地域における砕屑岩類および枕状溶岩63ケ所において上下判定を行うことができた。その結果,複数の大規模なブロックごとの上下判定結果は,一方向に一致する傾向がある。また,ユニットI,IIおよびIIIの砕屑岩整然層は北傾斜,南上位を示し,南北6kmにわたって逆転した構造を示す。一方,ユニットIIIの緑色岩-石灰岩体は北傾斜,北上位で上下正常である。この大規模逆転構造は,大規模な転倒褶曲によって説明される可能性がある。(著者抄録)