抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
自動車用歯車に用いる浸炭鋼,或は浸炭窒化鋼の表面特性と曲げ疲労限度に及ぼすショットピーニング(SP)の影響を実験で調べた。合金鋼SCM822Hをガス浸炭焼入焼戻処理,並びにガス浸炭窒化焼入焼戻処理し,更に中温度焼入焼戻処理及び2段SP処理を施して回転曲げ疲労試験を行った。表面特性は,試験片の切欠き底部の硬さ分布,残留オーステナイト量分布,残留応力分布を測定した。更に,相変態と硬さの関係,表面特性と疲労限度の関係などを解析した。中温度573K熱処理後に2段SPを施した試験片は,使用中に温度上昇しても表面特性が変化せず,疲労限度は浸炭鋼で30%,浸炭窒化鋼で49%向上した。