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J-GLOBAL ID：201002212813064227   整理番号：10A0456233

ショットピーニングと自己き裂治癒を応用したセラミックスの信頼性向上

Improvement of Reliability in Ceramics by Shot Peening and Crack-Healing

著者 (4件)： 西尾嘉唯 (横浜国大 大学院) ,  木村芳貴 (横浜国大 大学院) ,  高橋宏治 (横浜国大) ,  安藤柱 (横浜国大)
資料名： 日本機械学会論文集 A編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A)
巻： 76  号： 764  ページ： 392-394  発行年： 2010年04月25日 
JST資料番号： F0227B  ISSN： 0387-5008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ショットピーニングと自己き裂治癒を併用することにより,セラミックスの高強度化・信頼性向上のための新たな手法の提案及び構築を目的とした。ショットピーニングによりセラミックス表面に800MPa以上の圧縮残留応力を導入でき,治癒可能な温度域において熱処理を施しても,その3割程度残留することが分かった。この複合表面改質手法により,き裂が存在する場合の強度特性,見かけの破壊靱性値及び接触強度を大幅に向上できた。これらの機械的特性の向上は,表面に導入された圧縮残留応力に起因するものであると結論づけられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *ショットピーニング ,  *回復 ,  *セラミック ,  改良 ,  *残留応力 ,  圧縮強さ ,  *破壊靱性 ,  強度
準シソーラス用語： *亀裂治癒 ,  信頼性向上 ,  *圧縮性残留応力 ,  接触強度

分類 (1件)： セラミック材料  (HC04040H)

引用文献 (4件)：

• 1) MOON W. J. Material Science Engineering A. (2004) vol.387-389, p.837-839.
• 2) NAKAO W. Self-Healing of Surface Cracks in Structural Ceramics. Self-healing Materials. WILEY-VCH. (2008) p.183-217.
• 3) PFEIFFER W. Journal of the European Ceramic Society. (2006) vol.26, p.2639-2645.
• 4) 田中 啓介. ほか. ショットピーニングしたセラミックスの表面下の残留応力分布. 日本機械学會論文集. A編. The Japan Society of Mechanical Engineers. (2005) vol.71, no.712, p.1714-1721. https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00272653058?from=CiNii, doi:10.1299/kikaia.71.1714

タイトルに関連する用語 (6件)： ショットピーニング ,  自己 ,  き裂治癒 ,  応用 ,  セラミックス ,  信頼性向上