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J-GLOBAL ID：201002244394405794   整理番号：10A0186607

保蔵温度がシークワシャー果汁の品質に及ぼす影響

著者 (6件)： 宮城一菜 (中村学園大 大学院栄養科学研究科) ,  藤瀬朋子 (中村学園大 栄養科学) ,  山本健太 (中村学園大 大学院栄養科学研究科) ,  矢羽田歩 (中村学園大 大学院栄養科学研究科) ,  古賀信幸 (中村学園大 栄養科学) ,  太田英明 (中村学園大 栄養科学)
資料名： 中村学園大学・中村学園大学短期大学部研究紀要  (Bulletin of Nakamura Gakuen University and Nakamura Gakuen University Junior College)
号： 41  ページ： 297-303  発行年： 2009年03月15日 
JST資料番号： G0191B  ISSN： 1347-7331  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 3温度区で保蔵したシークワシャー果汁の機能性成分の変化について調べた。遠心分離搾汁機を使用してシークワシャーを搾汁し,5°C,20°C,35°Cで4ケ月間保存し,1ケ月ごとに官能検査および分析を行なった。検査項目は一般成分分析,果汁の測色,アスコルビン酸分析,PMF分析,シネフリン分析とした。一般分析の結果,シークワシャーの糖酸比は3.2と極めて酸味が強く,その維持が品質管理において重要であると考えられた。35°Cの保蔵温度で,色調の褐色化,およびアスコルビン酸含有率の低下が示され,品質劣化の進行が推察された。搾汁中にはポリメトキシフラボン類としてノビレチン,タンゲレチン,シネンセチンが,またシネフリンも含まれていた。これら成分は保蔵温度に関わらず安定していた。官能試験では35°Cで品質劣化が進んでいた。また温度が高いほど評価値が低下した。これらの結果から,低温で保蔵することが推奨された。

シソーラス用語： *ミカン属 ,  果物 ,  *温度 ,  *果汁 ,  品質 ,  搾汁 ,  遠心分離 ,  官能検査 ,  時間制限 ,  ラクトン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  フェノール類 ,  アミノアルコール ,  ジオール ,  第二アミン ,  *シークワーサー ,  賞味期限 ,  *保存温度 ,  水溶性ビタミン
準シソーラス用語： *保蔵温度

分類 (1件)： 食品の冷凍・冷蔵  (FJ03020X)

物質索引 (5件)： アスコルビン酸 ,  ノビレチン ,  タンゲレチン ,  シネンセチン ,  シネフリン

タイトルに関連する用語 (3件)： 保蔵温度 ,  シークワシャー ,  果汁