抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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YBCO線材は,高温超伝導(HTS)ケーブルや変圧器など交流電力機器応用が期待されている。YBCO線材は大容量化のため集合導体化されている。本稿では,集合体導体中の交流損失特性を検討するために5角形と6角形のY系集合導体を作製し,線材間距離が交流損失特性に及ぼす影響を実験的に調べた。このとき使用する電圧リードループ形状に関して同区間を同時に矩形電圧ループとスパイラル電圧リードループを用いて測定を行い同様の測定結果が得られることを示した。スパイラル電圧リードループを使用した実験の結果,集合導体中の交流損失は線材間距離が近づくに従い減少することが分かった。Norrisのストリップモデルを基準に比較を行った結果,5角形配置より6角形配置の方が損失の低減効果が大きく,より円筒配置に近いためと考えられる。