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J-GLOBAL ID：201002257288092790   整理番号：10A0024672

継続概念に基づくCMP向けスケジューラ

A Method for CMP-oriented thread scheduling based on continuation model

著者 (3件)： 森山英明 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  乃村能成 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  谷口秀夫 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 296(CPSY2009 35-42)  ページ： 37-42  発行年： 2009年11月13日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Fuceは,複数のスレッド実行ユニットを搭載したCMPの一種である。特徴として,継続概念に基づくスレッド実行を採用していることと実行制御をH/W化して効率良く大量のスレッドを並列実行できることがある。この特徴を活かして,Fuceによりサービスを多数のスレッドの集合体として構成すれば,サービス処理内の並列化を促進できる。しかし,H/Wスレッド実行制御は,スレッドに優先度を設定できないため,サービスの優先度を考慮した制御ができない。本稿では,S/Wを用いた継続概念に基づくCMP向けスレッドスケジューリング法を示し評価する。(著者抄録)

シソーラス用語： *LSI【IC】 ,  *マルチプロセッサシステム ,  *マルチスレッド ,  *スケジューリング ,  改変 ,  性質 ,  並列化 ,  並列処理 ,  *オンチップマルチプロセッサ
準シソーラス用語： 継続性

分類 (2件)： ディジタル計算機方式一般  (JC02010O) ,  オペレーティングシステム  (JD03020J)

引用文献 (9件)：

• JACK, L. Converting Thread-Level Parallelism via Simultaneous Multithreading. ACM Transaction on Computer System. 1997, 15, 3, 322-354
• DEBORAH, T. Hyper-threading technology architecture and microarchitecture. a hyperhtext history Intel Technology J. 2002, 6, 1
• AMAMIYA, M. An Architecture of Fusing Communication and Execution for Global Distributed Processing. Parallel Processing Letters. 2001, 11, 1, 7-24
• 雨宮聡史. 排他実行マルチスレッド実行モデルに基づくオンチップ・マルチプロセッサの設計. 情報処理学会研究報告. 2003, 2003, 119, 51-56
• 森山英明. 継続概念によるH/WスケジューラにおけるS/Wスケジュール法. 情報処理学会研究報告. 2008, 2008, 77, 109-116

タイトルに関連する用語 (4件)： 継続 ,  概念 ,  CMP ,  スケジューラ