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J-GLOBAL ID：201002260441696595   整理番号：10A1094515

注目されるシミュレーションの新展開 ゾル-ゲル反応での重合誘起型相分離シミュレーション

著者 (4件)： 樋口健志 (山形大 大学院理工学研究科) ,  會田忠弘 (山形大 大学院理工学研究科) ,  高見誠一 (東北大 多元物質科研) ,  阿尻雅文 (東北大 原子分子材料科学高等研究機構)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 55  号： 11  ページ： 847-851  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本項では一般的なPFMの手法を元に,重縮合に伴うシリカ-水間の相互作用の変化を組み込んだ相分離の時間発展の計算を紹介した。計算結果は実現象と定性的に一致したが,用いたモデルは非常に単純化したものであり,導入したさまざまな仮定,例えばMとWの反比例関係などは物理的な描像との整合性の確認が必要である。また,自由エネルギー式として上記で挙げた化字的自由エネルギーとダブルウェルポテンシャルに替えてFlory-Huggins式を用いることで重合度の影響がより的確に計算できると考えられる。相分離による共連続マクロ孔を持つシリカの形成,フェーズフィールド法による相分離シミュレーション,重縮合反応の表現,計算例などについて解説した。

シソーラス用語： *計算機シミュレーション ,  *ゾル-ゲル法 ,  重合 ,  *相分離 ,  *重縮合 ,  *水 ,  相互作用 ,  数学モデル ,  コンシステンシー【計算機】 ,  自由エネルギー ,  Flory-Huggins理論 ,  重合度 ,  *二酸化ケイ素 ,  フェイズフィールド法 ,  *計算機利用 ,  *利用
準シソーラス用語： *シリカ ,  整合性 ,  フェーズフィールド法

分類 (2件)： 反応操作(単位反応)  (XE01040I) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 注目 ,  シミュレーション ,  展開 ,  ゾル-ゲル反応 ,  重合 ,  誘起 ,  相分離