抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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台湾東部の花東縦谷断層帯(LVF)は,フィリピン海プレートがユーラシアプレートに衝突する境界の一部と考えられている。この断層帯の南部はクリープしていることが確認されており,断層帯の一部である玉里断層が河床を走っている玉里地域では,川にかかる玉里大橋に断層クリープによる変形が観察される。玉里断層は断層の東側が西側にせり上がる上下変動が卓越する逆断層であり,橋の東側が持ち上がり,橋のジョイント部が短縮したと考えられる。変形が現れた玉里大橋の遠景,橋のジョイント部およびピラーとジョイントの間隔測定結果,台湾のテクトニクスと玉里地域の地質図を口絵に掲載した。