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J-GLOBAL ID：201102202618348786   整理番号：11A0558266

セラミックスのための熱衝撃後の残存強度予測

Prediction of Residual Strength after Thermal Shock in Ceramics

著者 (4件)： 松田伸也 (沼津工高専) ,  黄木景二 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  高橋学 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  尾上拓史 (帝人)
資料名： 日本機械学会論文集 A編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A (Web))
巻： 77  号： 773  ページ： 126-133 (WEB ONLY)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0182A  ISSN： 1884-8338  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,セラミックスにおける熱衝撃後の残存強度の定量的評価を行うことを目的としている。初めに,破壊力学的観点から残存強度を予測するモデルを確立した。次に,多孔質セラミックスとソーダガラスの熱衝撃試験を行い,熱衝撃後の両材料の残存強度とヤング率を4点曲げ試験より測定した。そのとき,き裂密度を算出した。本モデルの妥当性を確認するために予測値と実験結果を比較した。その結果,本モデルは実験結果と概ね良く一致し,妥当性を明らかとした。(著者抄録)

シソーラス用語： *セラミック ,  *熱衝撃 ,  *残留強度 ,  破壊力学 ,  多孔質体 ,  ソーダガラス ,  Young率 ,  亀裂 ,  密度 ,  機能材料 ,  エネルギー収支 ,  実験装置 ,  炭化ケイ素

分類 (1件)： セラミック材料  (HC04040H)

引用文献 (15件)：

• (1) Suyama, S., Kameda, T. and Itoh, Y., “Development of high-strength reaction-sintered silicon carbide”, Diamond and Related Materials, 12 (2003), pp.1201-1204.
• (2) 須山章子,伊藤義康,“高強度反応焼結炭化ケイ素セラミックスの適用展開”,東芝レビュー,Vol.61,No.6 (2006),pp.72-75.
• (3) 伊藤義康,須山章子,“高強度反応焼結炭化ケイ素の微構造評価”,材料,Vol.57, No.3 (2008), pp.304-309.
• (4) Ding, S., Zhu, S., Zeng, Y.P. and Jiang, D., “Fabrication of mullite-bonded porous silicon carbide ceramics by in situ reaction bonding”, Journal of the Eurropean Ceramic Society, 27 (2007), pp.2095-2102.
• (5) Bai, J., “Fabrication and properties of porous mullite ceramics from calcined carbonaceous kaolin and α- Al2O3”, Ceramics International, 36 (2010), pp.673-678.

タイトルに関連する用語 (4件)： セラミックス ,  熱衝撃 ,  残存強度 ,  予測