特許
J-GLOBAL ID:201103067708260518

有機無機ハイブリッド系多孔質体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 喜多 俊文
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-102654
公開番号(公開出願番号):特開2005-290033
特許番号:特許第4538785号
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2005年10月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】メソ細孔に加えてマクロ細孔を併せ持つ有機無機ハイブリッド系多孔質体を製造する方法であって、 (i) ゾル-ゲル反応触媒成分を含有する水溶液に、相分離誘起成分として水溶性高分子あるいは両親媒性物質を溶かして均一溶液を調製する工程、 (ii) 該均一溶液に、ビストリメトキシシリルエタンを添加し、少なくともその反応初期において酸性領域で行ない、且つ、該ゾル-ゲル反応において触媒成分を含有する水の量が反応系中のシリカ1.0g(無水シリカ換算重量として)に対して1.0g〜50.0gの範囲にあるようにしてゾル-ゲル反応を行わせて、溶媒に富む溶媒リッチ相と、ゾル-ゲル反応により前記ビストリメトキシシリルエタンから生成した有機ポリシルセスキオキサン重合体であって、前記水溶性高分子あるいは両親媒性物質から成る相分離誘起成分の表面上に固着した有機無機ハイブリッド重合体に富む骨格相とから成る、連続した3次元網目構造のゲルを形成する工程、 (iii) 該ゲルを加水分解してアンモニアを生じる化合物を含む水溶液に浸漬し、密閉状態で加熱することによって水熱条件で熟成を行う工程、 (iv) 該ゲルを乾燥して前記溶媒リッチ相から溶媒を蒸発除去することによりマクロ細孔を形成する工程、および (v) 乾燥後のゲルから熱分解または抽出により前記相分離誘起成分を除去することにより前記骨格相内にメソ細孔を形成する工程。を含むことを特徴とする方法。
IPC (2件):
C08J 9/26 ( 200 6.01) ,  C08G 77/32 ( 200 6.01)
FI (2件):
C08J 9/26 102 ,  C08G 77/32
引用特許:
審査官引用 (6件)
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