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J-GLOBAL ID：201302211804174210   整理番号：13A0665056

食品素材のナノスケール評価技術の開発と新機能の解明 第2章 ナノテクノロジーによる食品素材の新機能解明 1 水動態のナノスケールイメージング技術の開発と食品素材の機能発現機構の解明

著者 (5件)： 中西友子 (東大) ,  菅野里美 (東大) ,  頼泰樹 (東大) ,  山脇正人 (東大) ,  田野井慶太朗 (東大)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 495  ページ： 177-181  発行年： 2013年03月15日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)リアルタイムRIイメージング・計測法ならびに解析方法の開発:放射線をシンチレータにより光に変える手法により,放射性物質の動態を非破壊で経時的に撮像することができるようになった。(イ)「蛍光・アイソトープ顕微鏡」の開発:リアルタイムRIイメージング計測法を顕微鏡に応用することで,より高解像度の画像を得ることができるようになった。また,蛍光・可視光の画像も同時に取得できるようになった。さらに改良版では,顕微鏡のレンズを利用して像を拡大することができるようになった。(ウ)粒径の異なる米粉をモデルとしたリン酸の動態特性解析:粒径の異なる米粉において,リン酸水溶液の吸収速度を調べたところ,粒径が小さい場合には吸収が遅いことがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *材料 ,  技術開発 ,  米粉 ,  ナノ粒子 ,  シンチグラフィー ,  リン酸 ,  粒度依存性 ,  *食材 ,  技術 ,  画像技術
準シソーラス用語： RIイメージング ,  *食品素材

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  光学的測定とその装置一般  (BD07010S)

引用文献 (5件)：

• 1) Kanno, S. et a1., (2007). Rea1-time imaging of radioisotope labeled compounds in a living plant. Journal of Radioanalytical And Nuclear Chemistry, 272 (3): 565-570.
• 2) 二瓶直登ら,(2008).イネ幼植物によるアラニンの直接吸収のイメージング解析.RADIOISOTOPES,57(6):361-366.
• 3) 頼泰樹ら,(2008).植物中の物質動態解析のためのβ崩壊核種を用いたリアルタイムオートラジオグラフィーシステムの開発RADIOISOTOPES,57(5):287-294.
• 4) 菅野里美ら,(2009).ダイズ地上部におけるリン酸移行のリアルタイムイメージング.RADIOISOTOPES,58(11):743-747.
• 5) 頼泰樹ら,(2008).リアルタイムオートラジオグラフィーシステムを搭載したラジオアイソトープー蛍光顕微鏡の開発.RADIOISOTOPES,57(6):355-360.

タイトルに関連する用語 (7件)： 食品素材 ,  ナノスケール ,  評価 ,  開発 ,  ナノテクノロジー ,  水 ,  発現