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J-GLOBAL ID:201302229546787313   整理番号:13A1568989

き裂を有する溶接継ぎ手の疲労限度に与えるピーニングの影響およびき裂の無害化

著者 (3件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 97-104  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: L1943A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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溶接用圧延鋼SM490の溶接止端部にスリット(人工き裂)を導入し,その溶接部近傍にエアー式ニードルピーニングあるいは超音波式ピーニングを施工することによる疲労限度の改善に関する研究を実施した。その結果ピーニングを施すことにより,深さ1.2mmまでのスリットを有する試験片の疲労限度を,スリット無し試験片の疲労限度まで向上させることができた。またそれらの破壊起点はスリット部外に存在し,スリットが疲労限度に与える影響が消滅したことを示している。これはピーニングによる圧縮残留応力の導入および止端部の形状改善に起因すると考えられる。以上より,溶接継ぎ手止端部に発生した比較的大きなき裂であってもピーニング加工を施すことにより,必要な安全裕度を確保しつつそのまま使用を継続することが可能となる場合があると結論された。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (3件):
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溶接部  ,  熱的操作によらぬ硬化  ,  金属材料 
引用文献 (9件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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