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J-GLOBAL ID：201402227801319307   整理番号：14A1483623

透過型電子顕微鏡,エネルギー分散X線分光分析そして原子プローブトモグラフィーによるAl-Mg-Si(-Li)合金中の析出物の微細構造に関する比較論的および補完的キャラクタリゼーション

Comparative and complementary characterization of precipitate microstructures in Al-Mg-Si(-Li) alloys by transmission electron microscopy, energy dispersive X-ray spectroscopy and atom probe tomography

著者 (4件)： KOSHINO Yuki (Dep. of Mechanical Engineering and Materials Sci., Yokohama National Univ., 79-5 Tokiwadai, Hodogaya-ku, Yokohama ...) ,  KOZUKA Masaya (Materials Res. Lab., Kobe Steel, Ltd., 1-5-5 Takatsukadai, Nishi-ku, Kobe 651-2271, JPN) ,  HIROSAWA Shoichi (Dep. of Mechanical Engineering and Materials Sci., Yokohama National Univ., 79-5 Tokiwadai, Hodogaya-ku, Yokohama ...) ,  ARUGA Yasuhiro (Materials Res. Lab., Kobe Steel, Ltd., 1-5-5 Takatsukadai, Nishi-ku, Kobe 651-2271, JPN)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 622  ページ： 765-770  発行年： 2015年02月15日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 433Kで1.2ks(時効中)および36ks(ピーク時効)時効したAl-0.55wt%Mg-0.89wt%Si(-0.043wt%Li)合金中の析出物について,透過型電子顕微鏡(TEM),エネルギー分散X線分光分析(EDS),原子プローブトモグラフィー(APT)により析出物微細構造の比較論的および補完的キャラクタリゼーションを行った。ナノメータースケールのクラスタ(ナノクラスタ)とβ”析出物に関するTEMとAPTによる定量的な推定では,Liの微量添加によりこれらのMg-Si凝集体のサイズと数密度が大きくなり,時効硬化応答が向上することが明らかになった。APT測定でLiの偏析に関する有力な事実が明らかになり,析出物の微細構造の変化により,Mg-Si凝集体がLiの助けを借りて不均一に核生成し,その結果この合金の機械的性質を向上させることが示唆された。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  マグネシウム含有合金 ,  ケイ素含有合金 ,  リチウム添加合金 ,  *析出物 ,  *微細構造 ,  キャラクタリゼーション ,  時効処理 ,  クラスタ ,  凝集体 ,  核形成 ,  不均一性 ,  トモグラフィー ,  マイクロアロイング
準シソーラス用語： 不均一核形成 ,  原子プローブトモグラフィー

分類 (2件)： 組織的硬化現象  (WB01020C) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (11件)： 透過型電子顕微鏡 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  原子プローブトモグラフィー ,  Al ,  Mg ,  Si ,  Li ,  合金 ,  析出物 ,  微細構造 ,  キャラクタリゼーション