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J-GLOBAL ID：201502205170208731   整理番号：15A1330174

ゼロ光弾性定数を持つ亜鉛スズホウリン酸塩ガラスの光ファイバの作製

Fabrication of optical fiber of zinc tin borophosphate glass with zero photoelastic constant

著者 (3件)： SAITOH Akira (Ehime Univ., Matsuyama, JPN) ,  OBA Yuya (Ehime Univ., Matsuyama, JPN) ,  TAKEBE Hiromichi (Ehime Univ., Matsuyama, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 54  号： 10  ページ： 100307.1-100307.3  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ファイバ型電流センサ素子に使用するために,ゼロ光弾性定数,良好な耐水性を持ち,有毒元素を排除した亜鉛スズホウリン酸塩ガラスから作られた光ファイバを,母材から引抜き作製した。提案したクラッディング組成により,コアとクラッディング組成間の屈折率の差から推定されるように波長1550nmでの単一モード伝搬が可能となった。多成分ガラスは,母材の熱処理引き延ばしの際の粘性変化と結晶沈殿に敏感なので,引抜き条件を制御する必要がある。コアとクラッディングにおける粘性の温度依存性から,引抜きが実現できることが明らかになった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *光弾性 ,  亜鉛化合物 ,  スズ化合物 ,  *ホウ酸塩 ,  *リン酸塩 ,  *酸素酸塩 ,  *光ファイバ ,  電流センサ ,  被覆 ,  単一モードファイバ ,  *ホウリン酸塩
準シソーラス用語： クラッディング

分類 (1件)： 試料技術  (BA02070O)

引用文献 (14件)：

• A. Saitoh, K. Nakata, G. Tricot, Y. Chen, N. Yamamoto, and H. Takebe, APL Mater. 3, 046102 (2015).
• K. Kurosawa, Photonics Sens. 4, 12 (2014).
• H. Takebe, D. J. Brady, D. W. Hewak, and K. Morinaga, J. Non-Cryst. Solids 258, 239 (1999).
• J. E. Shelby, Introduction to Glass Science and Technology (Royal Society of Chemistry, Cambridge, U.K., 2005).
• A. V. Cardoso and A. B. Seddon, Glass Technol. 32, 174 (1991).

タイトルに関連する用語 (8件)： 光弾性 ,  定数 ,  亜鉛 ,  スズ ,  ホウリン酸塩 ,  ガラス ,  光ファイバ ,  作製