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J-GLOBAL ID:201502207378145077   整理番号:15A0585937

津波遡上高の詳細分布から推定される2011年東北地方太平洋沖地震の断層モデル

Source Fault Model of the 2011 off the Pacific Coast of Tohoku Earthquake, Estimated from the Detailed Distribution of Tsunami Run-up Heights
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資料名:
巻: 124  号:ページ: 177-192  発行年: 2015年04月25日 
JST資料番号: G0643A  ISSN: 0022-135X  CODEN: CGZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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海底地殻変動の特徴と津波の波高分布の特徴との関係を明らかに出来れば,地震の特徴の推定に貢献できる。一方,津波遡上高は,陸地の使用状況に加えて,自然堤防のような地域的な海岸地形によって規制されるために,空間的に変動する。本研究では,2011年東北地方太平洋沖地震の津波について,1896年明治三陸津波,1993年昭和三陸津波及び1960年チリ津波の波高データと比較しながら,三陸海岸の海岸線の形状や海岸線付近の地形特性と津波の波の特性を検討した。更に,その知見をもって2011年地震の津波の特性や津波を引き起こした海底地殻変動,海底活断層との関係について考察した。その結果,長波長の津波は大湾の中で,短波長の津波は外洋に面する場所で波高が高くなる傾向があり,津波の波長は遡上高だけでなく浸水域を決定していることが見出された。2011年地震の津波の波高及び波長の分布は,海底活断層の傾斜が浅部で高角度になるとする地殻変動モデルを仮定した計算結果と調和的である。
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