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J-GLOBAL ID：201502214898748723   整理番号：15A0903363

NMRによる内因的に無秩序な蛋白質領域の系統的評価方法

A Method for Systematic Assessment of Intrinsically Disordered Protein Regions by NMR

著者 (11件)： GODA Natsuko (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  SHIMIZU Kana (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Tokyo, JPN) ,  KUWAHARA Yohta (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  TENNO Takeshi (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  NOGUCHI Tamotsu (Meiji Pharmaceutical Univ., Tokyo, JPN) ,  IKEGAMI Takahisa (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  IKEGAMI Takahisa (Yokohama City Univ., Yokohama, JPN) ,  OTA Motonori (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  HIROAKI Hidekazu (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  HIROAKI Hidekazu (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  HIROAKI Hidekazu (Nagoya Univ., Aichi, JPN)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 16  号： 7  ページ： 15743-15760 (WEB ONLY)  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 安定な構造を欠き高度に柔軟な内因的に無秩序な蛋白質(IDPs)は生物学者の注目を集める。それ故,溶液中で非構造なポリペプチド領域を同定するための系統的方法の開発は重要である。核磁気共鳴(NMR)を使ったIDPsの物理化学的特性を評価するための”間接的/反射”検出系を設計した。この手法は,熱安定性膜蛋白質PH0471を使った”キメラ膜蛋白質”ベースの方法を採用した。この蛋白質は柔軟なリンカで連結したふたつのドメイン,膜貫通螺旋領域及びC末端OB(オリゴヌクレオチド/オリゴサッカリド結合)折畳みドメイン(NfeDCドメインと命名)を含有した。界面活性剤可溶化PH0471のOB折畳みドメインのNMR信号は,リンカ領域の柔軟のおかげで観察された。本研究において,リンカ領域を標的IDPsで置き換えた。予測ツールPOODLEを使って,53の候補を選び,35発現ベクターを構築した。続いて,リンカとして,25IDPsを持つ15N標識キメラPH0471蛋白質を得た。NMRスペクトルからIDPsを3つのカテゴリーに分類した:柔軟,中程度に柔軟及び非柔軟。非柔軟なIDPsは膜関連又は凝集傾向配列を含有した。これはIDPsの評価のために間接/反射NMR法を使い,計算ツール由来の予測を検証できる初めての試みである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *NMR【磁気共鳴】 ,  柔軟性 ,  *膜タンパク質 ,  融合タンパク質 ,  折畳み構造 ,  時間 ,  ヘリックス構造 ,  無秩序系 ,  C末端ドメイン ,  キメラ蛋白質 ,  溶液NMR
準シソーラス用語： 回転相関時間

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  有機化合物のNMR  (BM07044Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： NMR ,  蛋白質 ,  系統 ,  評価方法