抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最近の金属学の進展の中で元素間融合と呼ばれる現象の発見には高い関心が持たれている。この元素間融合は周期表上に並ぶ三つの元素の両端の元素を組合せて中間の元素の機能を発現させるものである。本稿でその概要を記した。具体的な例として人工Pdの創製を示した。周期表上のAg-Pd-Rhの配列においてAgとRhを組み合わせることでPdの特性(水素吸蔵)を生み出している。AgとRhは本来交じり合わない金属同士であり,このような組合せを強制的につくり上げることで特異な特性を発現させている。人工Pdの原子レベル構造について述べ,その構造解析にSPring-8が大きな力を発揮したことを示した。また,第一原理計算によるAg-Rh合金とPdの状態密度計算の結果も示し,人工Pd特性発現に必要な因子を示した。