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J-GLOBAL ID:201502218977831569   整理番号:15A1348504

ショットピーニングによる表面き裂の無害化寸法に与える材料硬さの影響

Effect of Material Hardness on Crack Size Rendered Harmless by Shot Peening
著者 (5件):
資料名:
巻: 64  号: 11  ページ: 859-864 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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様々な強度レベルの材料に同一条件のショットピーニング(以下,SP)加工をした場合にき裂を有する材料の疲労限度およびき裂寸法がどのように変化するかを系統的に調査した研究は見当たらない。そこで本論文では,焼戻し温度を変えることにより広い範囲でHV(ビッカース硬さ)を変えることができるばね鋼SUP9材を用いて,異なる強度レベルの実用材料を準備し,これらを用いて,SPにより無害化可能なき裂寸法と材料強度(硬さ)の関係を実験的に明らかにした。あわせてSPの残留応力分布よりき裂寸法の破壊力学的考察を行った。本稿では,その結果について報告した。1)いずれの硬さにおいてもSP加工により疲労限度は大きく上昇した.特にスリットを有する試験片の場合の上昇は顕著であった。2)SP加工することにより,大きなスリットの場合の破壊起点は,スリットの材料表面付近ではなく底面のほうに存在し。一方,小さなスリットの場合はスリット外から破壊した。3)材料硬さHVとき裂寸法には直接的な相関関係を確認することはできなかった。
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分類 (2件):
分類
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金属材料  ,  熱的操作によらぬ硬化 
引用文献 (14件):
  • 1) Y. Murakami, “Metal fatigue: Effects of small defect and nonmetalic inclusions”, pp.39-41 (2004) Yokendo.
  • 2) K. Takahashi, T. Amano, K. Hanaori, K. Ando and F. Takahashi, “Improvement of fatigue limit by shot peening for high strength steel specimens containing a crack-like surface defect”, Journal of Society of Material Science, Japan, Vol.58, No.12, pp.1030-1036 (2009).
  • 3) K. Houjou, K. Takahashi and K. Ando, “Effect of stress ratio on overload effect of HT540 and A7075”, Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. A, Vol. 79, No.766, pp.777-779 (2010).
  • 4) K. Houjou, K. Takahashi and K. Ando, “Improvement of fatigue limit by shot peening for high-tensile strength steel containing a crack in the stress concentration zone”,”, International Journal of Structural Integrity, Vol.4, No.2 ,pp.258-266 (2013).
  • 5) K. Houjou, K. Takahashi, K. Ando and Y. Sekiguchi, “Improvement of fatigue limit and rendering crack harmless by peening for rolled steel containing a crack at the weld toe zone”, Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. A, Vol. 79, No. 797, pp. 110-114 (2013)
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