特許
J-GLOBAL ID:201503005669639436
電圧変換装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
山田 強
, 栗田 恭成
, 日野 京子
, 安藤 悟
, 松田 洋
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-187009
公開番号(公開出願番号):特開2013-051758
特許番号:特許第5796414号
出願日: 2011年08月30日
公開日(公表日): 2013年03月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】 入力電圧の大きさを変換して出力電圧として出力する電圧変換装置において、
前記入力電圧が印加される一対の入力端子および前記出力電圧が印加される一対の出力端子のうちの一対の端子であって且つ、前記入力電圧、前記出力電圧、および前記入力電圧と前記出力電圧との差圧のうち、いずれか1つの電圧である第1電圧が印加される一対の第1電圧印加用端子と、
一対の前記入力端子および一対の前記出力端子のうちの一対の端子であって且つ、前記入力電圧、前記出力電圧、および前記入力電圧と前記出力電圧との差圧のうち、前記第1電圧以外のいずれか一方の電圧である第2電圧が印加される一対の第2電圧印加用端子と、
互いに磁気結合されて且つ互いに直列接続された第1コイルおよび第2コイルと、
前記第1コイルを鎖交して且つ前記第2コイルを鎖交しないループ経路である第1ループ経路、および前記第2コイルを鎖交して且つ前記第1コイルを鎖交しないループ経路である第2ループ経路を構成する磁心と、
前記第1ループ経路および前記第2ループ経路の双方に鎖交されるように前記磁心に巻かれて且つ、前記第1コイルの両端のうち前記第2コイルが接続された側とは反対側と、前記第2コイルの両端のうち前記第1コイルが接続された側とは反対側とを接続する第3コイルと、
前記第1コイルの両端に前記第1電圧印加用端子を介して前記第1電圧を印加するに際し、前記第1コイルと前記第2コイルとの直列接続点を介して前記第1コイルおよび前記第2コイル間に電流が流れることを回避し、前記第2コイルの両端に前記第1電圧印加用端子を介して前記第1電圧を印加するに際し、前記直列接続点を介して前記第1コイルおよび前記第2コイル間に電流が流れることを回避する分離手段と、
前記第1コイルの両端のうち前記第2コイルが接続された側と前記第3コイルの両端のうち前記第2コイルが接続された側との間に前記第2電圧印加用端子を介して前記第2電圧を印加し、前記第2コイルの両端のうち前記第1コイルが接続された側と前記第3コイルの両端のうち前記第1コイルが接続された側との間に前記第2電圧印加用端子を介して前記第2電圧を印加する結合手段とを備え、
前記第1コイルに前記第1電圧を印加する期間、および前記第1コイルの両端のうち前記第2コイルが接続された側と前記第3コイルの両端のうち前記第2コイルが接続された側との間に前記第2電圧を印加する期間の一対の期間について、そのいずれか一方の期間において前記第1コイルを鎖交する直流磁束を増加させ、他方の期間において前記第1コイルを鎖交する直流磁束を減少させるように前記電圧変換装置が構成されており、
前記第2コイルに前記第1電圧を印加する期間、および前記第2コイルの両端のうち前記第1コイルが接続された側と前記第3コイルの両端のうち前記第1コイルが接続された側との間に前記第2電圧を印加する期間の一対の期間について、そのいずれか一方の期間において前記第2コイルを鎖交する直流磁束を増加させ、他方の期間において前記第2コイルを鎖交する直流磁束を減少させるように前記電圧変換装置が構成されており、
前記第1コイルの両端のうち前記第2コイルが接続された側と前記第3コイルの両端のうち前記第2コイルが接続された側との間に前記第2電圧が印加されることで、前記第1コイルおよび前記第3コイルのそれぞれに電流が流れる場合、前記第1コイルおよび前記第3コイルの双方を鎖交するループ経路において、前記第1コイルおよび前記第3コイルのそれぞれによって誘起される磁束の方向が互いに等しくなるように前記第1コイルおよび前記第3コイルのそれぞれが前記磁心に巻かれており、
前記第2コイルの両端のうち前記第1コイルが接続された側と前記第3コイルの両端のうち前記第1コイルが接続された側との間に前記第2電圧が印加されることで、前記第2コイルおよび前記第3コイルのそれぞれに電流が流れる場合、前記第2コイルおよび前記第3コイルの双方を鎖交するループ経路において、前記第2コイルおよび前記第3コイルのそれぞれによって誘起される磁束の方向が互いに等しくなるように前記第2コイルおよび前記第3コイルのそれぞれが前記磁心に巻かれており、
前記第1コイルに前記第1電圧を印加した場合に前記第1コイルに生じる磁束が前記第3コイルを鎖交する方向と、前記第2コイルに前記第1電圧を印加した場合に前記第2コイルに生じる磁束が前記第3コイルを鎖交する方向とが逆となるように、前記第1コイル、前記第2コイルおよび前記第3コイルのそれぞれが前記磁心に巻かれており、
前記第1コイルおよび前記第2コイルの双方を鎖交するループ経路において、前記第1コイルに前記第1電圧を印加した場合に前記第1コイルに生じる磁束が前記第2コイルを鎖交する方向と、前記第2コイルに前記第1電圧を印加した場合に前記第2コイルに生じる磁束が前記第1コイルを鎖交する方向とが互いに等しくなるように、前記第1コイルおよび前記第2コイルのそれぞれが前記磁心に巻かれていることを特徴とする電圧変換装置。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
審査官引用 (6件)
-
DC/DCコンバータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-263459
出願人:新電元工業株式会社
-
DC/DCコンバータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-075594
出願人:サンケン電気株式会社
-
複合リアクトルおよび電源装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-320221
出願人:日立コンピュータ機器株式会社
全件表示
前のページに戻る