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J-GLOBAL ID：201602252639943734   整理番号：16A0430277

サンゴ礁科学研究-喜界島サンゴ礁科学研究所設立記念号-シャコガイ殻を用いた高時間解像度の環境解析-沖ノ鳥島シラナミガイ殻に刻まれた台風の痕跡-

著者 (5件)： 駒越太郎 (北大) ,  渡邊剛 (北大 大学院理学研究院) ,  白井厚太朗 (東大 大気海洋研) ,  山崎敦子 (喜界島サンゴ礁科学研) ,  植松光夫 (東大 大気海洋研)
資料名： 月刊海洋  (海洋)
号： 号外56  ページ： 80-93  発行年： 2016年05月01日 
JST資料番号： L0976A  ISSN： 0916-2011  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熱帯・亜熱帯のサンゴ礁に広く生息するシャコガイは,二枚貝のなかで最大の殻を形成する。速い成長に加え,その殻に年輪・日輪を形成し他の古環境指標では困難な低緯度域の日単位の環境情報を記録しているとして注目されている。現生及び化石シャコガイ殻の日輪の観察,同位体比,微量元素分析からどのような環境情報を得られるのかを紹介する。また筆者らは日本に接近する多くの台風の通り道となっている沖ノ鳥島から採取されたシラナミガイの殻の同位体比分析,微量元素比分析,成長縞解析を行い,台風が沖ノ鳥島に接近した時シラナミガイ殻のバリウムカルシウム比(Ba/Ca比)のピークが現れ,成長縞幅・酸素炭素同位体比の減少を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *島 ,  *東京都 ,  *二枚貝類 ,  貝殻 ,  生息環境 ,  同位体存在比 ,  成長縞 ,  *台風 ,  化学組成 ,  微量元素 ,  痕跡量成分 ,  気候変動 ,  古環境 ,  経時変化
準シソーラス用語： シャコガイ ,  *シラナミガイ ,  バリウムカルシウム比 ,  *沖ノ鳥島 ,  古環境復元 ,  酸素炭素同位体比 ,  微量元素組成

分類 (2件)： 動物生態学一般  (EE03010W) ,  大規模擾乱,台風,大気重力波  (DC05070R)

タイトルに関連する用語 (14件)： サンゴ礁 ,  科学 ,  研究 ,  喜界島 ,  研究所 ,  設立 ,  シャコガイ ,  殻 ,  解像度 ,  環境解析 ,  沖ノ鳥島 ,  シラナミガイ ,  台風 ,  痕跡