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J-GLOBAL ID:201702244492079001   整理番号:17A0500608

対向配置した高温超伝導バルク磁石を用いた均一な磁場空間を生成する新たな試み

著者 (8件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 38-43(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: S0846A  ISSN: 0389-2441  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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NMR磁石として使用出来る対向したHTSバルク磁石間の空間に於いて均一な磁場を得る為に様々な実験的な試みが成された。一般にHTSバルク磁石を含む磁極面から放出される磁場は不均一な磁場分布で特徴付けられる。NMRの磁石は高い均一な磁場スペースを必要とするので,対向する磁極間に均一な磁場を形成するのは困難であると考えられてきた。著者らは極表面に強磁性鉄プレートを付けることで磁気分布を凸から凹に変更した。磁石は次いで30-70mmの様々なギャップで対向させそして磁場の均一性の実験的なデータが空間で測定された。NMR信号を検出する為に,均一性の目標性能x軸上4mmの距離で1,500ppmにセットした。この性能は中空タイプのHTSバルク磁石のボアに於いて世界で最初に検出されたNMR信号の性能と同等である。不均一な磁場分布を補正する為に我々が凹と凸磁場分布を組み合わせた際,最良の均一性は30mmと50mmギャップ夫々358ppmと493ppmに達し,これは空間中でNMR信号を検出する目標値を凌駕した。更に,30mmギャップに於いて7から11mmの範囲では1.1Tで凸から凹形状への変化は何らの変化も齎さないことが分かり,分布が均一であることを示している。このことはHTSバルク磁石セット間の均一磁場空間が拡大出来る可能性を暗示している。
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分類 (2件):
分類
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NMR一般  ,  超伝導磁石 
引用文献 (7件):

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